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問題の解説

第1問

【2020年施行予定の道路交通法改正案が発表。改正案にある「自動運転レベル3」について、正しい説明はどれでしょう。】

正解は「ドライバーは、自動運転中にスマートフォンを使用してもよい」でした。

日本では、2020年に「自動運転レベル3」の自動運転車の実用化を目指していますが、警察庁は20日、「自動運転レベル3」の自動運転車についての規定を盛り込んだ、道路交通法改正案を発表しました。

「自動運転レベル3」とは、高速道路など条件を満たした特定の道路でのみ自動運転を認めるもので、自動運転中はすべての運転操作が自動化されます。ただし緊急時や自動運転システムに異常が発生した場合などでは、ドライバーが運転する必要が生じます。

このためドライバーは、常に運転席にいる必要があります。ただし改正案では、すぐに手動運転に戻れることを条件に、読書や食事、スマートフォンの操作、テレビの視聴などは認めています。反対に、飲酒や睡眠については禁止されます。

と、ここでせっかくなので、ざっくりと「自動運転レベル」について抑えておきましょう。自動運転レベルは、0から5の6段階あります。レベル0が、従来通りの一般車を指します。

レベル1はすでに新型車では採用されているもので、ハンドル操作かアクセル操作の、どちらか一方を自動化するレベルです。危険を察知した際に自動的に減速する、のような運転支援です。

レベル2もすでに一部の車種で実用化されており、ハンドル操作とアクセル操作の、両方を連携させることが可能です。走行車線を維持しながら、一定の車間距離で前の車を追従する、といった運転支援になります。

ここまでは、ドライバーの操作に対して自動運転システムが運転をサポートする技術となります。そのため、事故が起きた際には、ドライバーの責任となります。

レベル3は先に挙げたような内容で、条件を満たした道路、かつ緊急時はドライバーにすぐ交替できる環境下に限り、自動運転を認めるものです。事故時の責任の所在は、状況次第といえます。

レベル4は、条件を満たした道路に限り、完全な自動運転となります。緊急時の対応もシステムが行います。事故時の責任の所在は、システム側となります。

レベル5では、完全な自動運転に加えて、道路の制約もなくなります。アクセルやハンドルは必要がなくなります。乗員がいない無人運転も、レベル5に該当します。

第2問

【日本が脱退の方針を固めた、「IWC」とは何のことでしょう。】

正解は「国際捕鯨委員会」でした。

日本政府が、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する方針を固めました。来週にも正式に発表する見込みで、来年6月末にも脱退することになりそうです。

IWCは、鯨資源の保護や管理などを目的として作られた国際組織です。現在は日本を含む89か国が加盟しており、過半数以上が「反捕鯨国」で構成されています。

脱退は、日本が求めている商業捕鯨の再開について、今後も含め認められる見込みがないためで、脱退後には商業捕鯨を再開する見通しです。

IWC脱退により、反捕鯨国からの大きな反発も予想されます。韓国で行われた平昌五輪で欧米から犬肉食文化に対する非難が殺到したように、2020年東京五輪で鯨肉食文化に対する非難の声が上がるのは必至と見られます。

誤答選択肢ですが、「国際チェス連盟」の略称は「FIDE」。戦争や内戦などの被害者に対し人道的支援を行う国際機関「赤十字国際委員会」の略称は、「ICRC」です。

第3問

【オリコン年間ランキング2018が発表。今年、アルバムや映像作品など音楽ソフトの総売上が最も多かったアーティストは誰でしょう。】

正解は「安室奈美恵」でした。

CDやDVD、ブルーレイなど音楽ソフトの総売り上げを集計した、「オリコン年間ランキング2018」が発表されました。

総合1位に輝いたのは今年9月に引退した安室奈美恵さんで、集計期間内の総売上金は190億円にも達しました。

2位になったのは乃木坂46で、期間内総売上金は103億3000万円。3位には、期間内総売上金77億9000万円のAKB48が入りました。

安室奈美恵さんは、アルバム部門、DVD部門など多くの部門で1位となっており、圧倒的な人気の高さを示しました。

ちなみに近年の同ランキングでは、2013年から2017年にかけてが1位となっています。そんな嵐は、今年は総売上金額67億円で4位となっています。

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