問題の解説
第1問
【ナゴヤドームと医薬品メーカーの興和が、ネーミングライツ契約で大筋合意しました。来シーズンからナゴヤドームは、何という名前になる予定でしょう。】
正解は「バンテリンドーム ナゴヤ」でした。
10日、ナゴヤドームは記者会見を開き、医薬品メーカーの興和株式会社とネーミングライツ(命名権)契約について大筋合意したと発表しました。
これを受けて来年1月1日からナゴヤドームの名称が、興和の主力商品「バンテリン」シリーズの名を冠した、「バンテリンドーム ナゴヤ」になります。
ナゴヤドームは、1997年に完成した愛知県名古屋市内にあるドーム球場で、プロ野球の中日ドラゴンズが本拠地とするほか、コンサートなどのイベントにも利用されています。
誤答選択肢ですが、「サロンパス」は久光製薬の鎮痛消炎剤。「パブロン」は大正製薬の風邪薬です。
第2問
【2020年に日本国内で、グーグル検索で急増した語句の1位は「新型コロナウイルス感染症」、3位は「緊急事態宣言」でした。さて、2位となった語句は何でしょう。】
正解は「大統領選挙」でした。
グーグルから、「Year in Search:検索で振り返る 2020」が発表されました。これは、2020年に検索回数が上昇した語句を、ランキングにしたものです。
日本国内で1位となったのは、「新型コロナウイルス感染症」。2位には「大統領選挙」が入り、続いて3位に「緊急事態宣言」が入りました。
以下、「鬼滅の刃」「あつまれ どうぶつの森」「シャープ マスク」「台風10号」「Go To」「ユニクロ マスク」「Zoom」がトップ10です。新型コロナウイルスに関連する語句の多さが特徴的ですね。
ちなみに、日本ではなく「すべての地域」のランキングは、1位が「Coronavirus」(コロナウイルス)、2位が「Election results」(選挙結果)、3位が「Kobe Bryant」でした。
「Kobe Bryant」(コービー・ブライアント)は、アメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAのスター選手です。今年1月に事故死し、世界的に大きく報じられました。
第3問
【スポーツ分野で優れた功績を挙げた個人・団体を表彰する「朝日スポーツ賞」が発表されました。次の選択肢のうち、2020年度の同賞に選ばれたのはどれでしょう。】
正解は「アーモンドアイ」でした。
朝日新聞社がスポーツ分野で優れた功績を挙げた個人・団体を表彰する、朝日スポーツ賞が発表されました。
2020年度の同賞に選ばれたのは、競走馬のアーモンドアイと、その調教師の国枝栄さん、そして一般社団法人「スポーツを止めるな」でした。競走馬が選出されたのは、同賞で初となります。
アーモンドアイは、競馬の最高峰レースであるG1レースを今年3勝(通算9勝)し、11月で引退した競走馬です。その総獲得賞金も、日本歴代1位の記録です。
また「スポーツを止めるな」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により多くの大会が中止となった学生たちに、大会に代わるアピールの場を提供するという趣旨で、SNS上で始まった運動です。この動きを一過性のものとしないために、一般社団法人「スポーツを止めるな」となりました。