問題の解説
第1問
【第17回本屋大賞に選ばれた、凪良ゆうの小説『流浪の〇』。〇に入る言葉は何でしょう。】
正解は「月」でした。
全国の書店員が「面白かった」「いちばん売りたい本」と思う作品を投票し決定する「本屋大賞」が、今年も発表されました。
ノミネートされた10作品の中から今年の本屋大賞に選ばれたのは、凪良ゆうの小説『流浪の月』でした。
『流浪の月』
— 凪良ゆう (@nagira_yuu) April 7, 2020
2020年本屋大賞を受賞しました。
刊行からずっと応援してくれた書店員の皆さま、読んでくださった皆さま、東京創元社の皆さま、版元の垣根を応援してくれた各社担当編集の皆さま、ありがとうございました! pic.twitter.com/nE9gOfLKZV
また2位には小川糸『ライオンのおやつ』が、3位には砥上裕將『線は、僕を描く』がランクインしています。
なお今回の発表については、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し発表会自体を行わず、事前録画による動画配信で行われました。
第2問
【「地上」と「東京スカイツリー展望台」とでは、どちらが時間の進み方が速いでしょう。】
正解は「東京スカイツリー展望台」でした。
英科学誌『ネイチャーフォトニクス』電子版に、東京スカイツリー展望台(高さ456.3m)の時間が進む速さは、地上(3.6mk)に比べて4ナノ秒(10億分の4秒)速い、という研究結果が掲載されました。
これは、時間の進み方は重力の大きさで変化するという、アインシュタインの一般相対性理論を実証する内容で、一般人が出入りするような場所で確認できたのは、世界初とのことです。
観測したのは東京大学らの研究チームで、持ち運び可能な、超高精度の光格子時計により観測されました。
第3問
【アメリカ・ニュージャージー州でその言語を使えるボランティアの募集を始めた、「共通事務処理用言語」が名前の由来の、プログラミング言語は何でしょう。】
正解は「COBOL」でした。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、アメリカでは失業保険の請求が急増しています。
そのうちニュージャージー州では、失業保険システムに「COBOL」という古いプログラミング言語が使われているため、システムの改修や維持管理を行う人材が不足する事態となっています。
COBOLは、1959年に開発されたプログラミング言語です。その名称は「Common Business Oriented Language」(共通事務処理用言語)の頭文字に由来します。
誤答選択肢の「BASIC」も、1964年に開発された古いプログラミング言語です。こちらの名称は「Beginner's All-Purpose Symbolic Instruction Code」(初心者向け汎用記号命令コード)の頭文字に由来します。