問題の解説
第1問
正解は「コースのメニューはすべて絵文字だけで表記」でした。
イギリスの雑誌社が毎年行っている「アジアのベストレストラン50」が発表されました。これはフードライターや批評家、シェフなど300人以上の投票で決まる賞で、2018年はタイのバンコクにあるインド料理レストラン「ガガン」(Gaggan)が、4年連続で1位を獲得しました。
2位には東京にある日本料理店「傳」が、3位には同じく東京のフランス料理店「フロリレージュ」がランクインしています。
1位となった「ガガン」の特徴は、コース料理のメニューに絵文字しか書かれていないことです。コースの一皿につき絵文字一つが符合しており、客は次にどのような料理が出るのか、絵文字から想像して食事を楽しむことになります。
そしてコースが終わった際には、絵文字がどんな料理を意味していたのか答え合わせができるメニューが運ばれる、というシステムです。
Asia's #1 + ⭐⭐ Michelin restaurant #Gaggan #Bangkok. #ChefsTable @Netflix The menu for the 22-courses ahead. Be pre… pic.twitter.com/NKNfbuDY2l
— CulinaryAdventureCo (@culinaryadvco) 2016年12月21日
第2問
正解は「国連職員は事務総長以外、飛行機のファーストクラス利用禁止」でした。
4日の国連総会で、国連職員出張時のファーストクラス(最上級客席)利用について、事務総長を除く職員は利用を禁止する決議を採択しました。
これは、アメリカや日本など国連予算の分担金比率が大きい主要国が提案したものです。
近年、メディアから国連の腐敗が取り上げられることも多く、安易にお金を使う傾向に対して釘を刺した形となります。
ちなみに国連総会の決議は、各国が1票を投じ、特に重要な決議では「投票した国の3分の2以上」の賛成、それ以外の決議では「投票した国の過半数以上」の賛成で表決されます。ただし、決議に法的な拘束力はありません。
第3問
正解は「鳥の名前」でした。
アメリカ空軍の輸送機で、国内では現在、普天間飛行場にのみ配備されているオスプレイが、東京にある横田基地にも配備されることになりました。
これを受けて5日、オスプレイ5機が横田基地へ到着しています。なお「オスプレイ」(osprey)とは、タカの一種、ミサゴを意味する英語です。
オスプレイは、垂直の離着陸やホバリング(空中で静止すること)が可能で、また航続距離や積載量も大きいことから、軍事目的だけでなく、災害救助にも効果的な機体です。
なお、横田基地に配備されるオスプレイは空軍の特殊作戦型で、普天間飛行場にある海軍の型とは少し仕様が異なります。
特殊作戦型は特殊部隊の輸送任務が想定された機体であるため、今回の配備は、尖閣諸島など離島の防衛・奪還を意図したものといえそうです。
オスプレイ配備に反対運動が多いのも、この辺りの影響があるのかもしれませんね。