問題の解説
第1問
【スイスの腕時計ブランド「スウォッチ」のデザイナーに就任した、英語圏ではその鳴き声を「oink」と表現する動物は何でしょう。】
正解は「ブタ」でした。
日本でも人気の腕時計ブランド「スウォッチ」から、ブタがデザインした作品が商品化されました。
デザインを担当したのは、2016年に食肉処理場から”救出”された「ピッグカソ」(画家のピカソと豚を意味するピッグから)と呼ばれるブタで、過去にはその作品に4000ドル(およそ45万円)の値がついたことでも知られています。
ブタ画伯「ピッグカソ」、腕時計をデザイン pic.twitter.com/4evfStQtcn
— AFPBB News (@afpbbcom) 2019年3月31日
ピッグカソがデザインした腕時計などによる収益は、飼育されている農場の資金として活用されることが決まっています。
誤答選択肢ですが、「ヒツジ」の鳴き声は英語で「baa」と表現されます。また「アヒル」は「quak」となります。
第2問
【大阪の春の風物詩の1つ、「桜の通り抜け」といえば一般に、どこで催されるものでしょう。】
正解は「造幣局」でした。
造幣局の大阪本局で例年催される春の風物詩「桜の通り抜け」が、4月9日から15日の日程で今年も開催されます。
桜の通り抜けは1883年に始まったイベントで、造幣局の敷地内にある川沿いの通路が、全長およそ560mにわたって一般開放されます。
例年、桜の通り抜けには数十万人の花見客が訪れます。昨年の花見客はおよそ50万人。2005年には114万人の花見客が期間中に訪れ、桜を愛でました。
昨年9月の台風21号では、暴風の影響で造幣局でも多くの桜が被害を受けましたが、職員らの懸命の復旧により今年も無事、開催にこぎつけています。
ちなみに、誤答選択肢の「特許許可局」といえば早口言葉(東京特許許可局)で有名ですが、特許許可局という機関は実在しないので注意しましょう。特許の審査などは、「特許庁」のお仕事になります。
第3問
【シンガポールがユネスコの無形文化遺産に登録申請したホーカー文化の「ホーカー」とは、どのようなものを指す言葉でしょう。】
正解は「主にB級グルメが提供される屋台」でした。
シンガポールは、同国で人気の屋台「ホーカー」で提供される料理の文化を、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録申請しました。シンガポールから無形文化遺産の申請登録が行われるのは、今回が初めてとなります。
ホーカーは、地元で食べられているローカルフードを安価で提供する、飲食店の屋台です。これらが多数集まったホーカーセンターは、地元客だけでなく観光客にも人気です。
シンガポールでは、和食などに続く食文化での無形文化遺産登録を狙っていますが、ホーカー同様の屋台文化がある隣国マレーシアからは、登録申請に対し反対の声が上がっています。
シンガポールといえば、クイズだけでなく読み物としても楽しい、こんな記事もオススメです。