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クイズの解説
Q.1:「ハリセンボン」の針は……
トゲトゲの見た目から名付けられた「ハリセンボン」ですが、実際に生えている針の数は300〜400本程度。普段はこの針を寝かせたまま泳ぎ、危険を感じたときなどに立ち上がらせて身を守ります。
さらに紛らわしいことに、「トゲハリセンボン」という名前のカニのなかまも存在します。こちらは足の1本1本にまでびっしりとトゲを持っており、その数は1000本をはるかに超えます。なぜこっちの方が「ハリセンボン」として有名にならなかったんでしょうか……。
Q.2:「タコイカ」は……
これまたツッコミどころしかない名前の生き物が登場。タコなのかイカなのかはっきりしてほしいところですが、「タコイカ」はれっきとしたイカのなかまです。では、その見た目はというと……
胴体の形などは私たちの知るイカそのものですが、よくよく見ると10本あるはずの足が8本しかありません。実は、幼いタコイカにはちゃんと10本の足があるのですが、大きくなる過程で「
Q.3:恐ろしい名前の「ライオンゴロシ」は……
ずいぶんとおっかない名前の「ライオンゴロシ」ですが、決して
あちこちから太いトゲが飛び出ており、トゲの先端にはご丁寧に「かえし」までついています。この果実をライオンが踏んでしまうと足にトゲが突き刺さり、さらに果実をくわえて引き抜こうとすることで口まで傷つけてしまいます。口に傷を負ったライオンは餌がとれず餓死してしまうとされることから、この植物に「ライオンゴロシ」という名前がついたのです。
ちなみに、英語でも「devil's claw(=悪魔のかぎづめ)」というなかなか怖い名前がついているそうですよ。
Q.4:「ウミフクロウ」は……
「海の近くにすむフクロウ」かと思いきや、こちらは「フクロウっぽいウミウシ」でした。当然、空を飛ぶことはできません。気になる見た目はこちら。
ウミフクロウ、海藻に興味津々。 pic.twitter.com/wFb1NdYwLk
— 室蘭民報みんなの水族館(市立室蘭水族館)【公式】 (@MuroranAquarium) November 11, 2023
……フクロウに似ているかはさておき、小さな耳が生えているようなシルエットが可愛いですね。
ウミフクロウは貝の中身などを食べる肉食性で、水族館では水槽の中で増えすぎたイソギンチャクなどを食べる役割も果たしてくれるそうです。
Q.5:日本には「ブンブクチャガマ」という種類のタヌキが……
最後はちょっと意地悪な問題。『
本日の浜名湖からの贈り物🎁
— 浜名湖体験学習施設ウォット (@uxotto) April 16, 2020
「ヒラタブンブク」
こちらはウニの仲間で砂の中に潜るのが得意です。
久々に見ましたぁ(*'▽'*) 飼育難易度は高い。#ウォット #水族館 #浜名湖 #ヒラタブンブク #ブンブクチャガマ #分福茶釜 #漁師さんありがとう pic.twitter.com/FU6O8PQ5Iw
私たちが想像するトゲトゲのウニとは違い、なんだか毛がびっしりと生えたような見た目です。確かに、丸まったタヌキの背中に見えなくもないかもしれませんね。
ブンブクチャガマには同じ「ブンブク目」に属する仲間がいくつかいます。中でも直径20センチメートルにもなる最大の種には、「ウルトラブンブク」というこれまたユニークな名前がついています。
最後まで解説を読んでいただき、ありがとうございます。次回の「二択でGO」もお楽しみに!
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