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クイズの解説

Q.1:フランス北西部の地名、「何」マンディー?

ノルマンディーは、フランス北西部のイギリス海峡に面している地域です。湿潤な気候で牧畜が盛んに行われており、中心都市のルーアンル・アーブルでは工業も発達しています。モン・サン・ミッシェルなど、観光地もたくさんあります。

▲モン・サン・ミッシェル

ノルマンディー地方の名産品としては、白カビをつけて熟成させたカマンベールチーズが有名です。また、ブドウの生産に適さない気候のため、シードルカルヴァドスといったリンゴのお酒が特産品になっています。

▲カマンベールチーズ

Q.2:ローマ神話の太陽神の名前は?

ソルは古代ローマで太陽を司るとされた神で、ギリシャ神話のヘリオスやアポロンと同一視される存在です。キリスト教が広まるまではローマの最高神として扱われており、太陽を指す英単語の語源にもなっています。

また、北欧神話にもソルという人物が存在します。あまりの美貌から「太陽」の名を与えられた女性で、その不遜な名前に怒った神々は、太陽を引く馬車の御者という過酷な役目を彼女に負わせたのでした。

Q.3:牛骨を煮込んだ韓国のスープ料理、「何」ロンタン?

ソルロンタンは、牛骨や肉をじっくりと煮込んだ韓国のスープ料理です。乳白色をしており、ご飯や香辛料などと一緒にいただきます。

▲ソルロンタン

牛骨を使ったスープ料理には、他にもフランスのフォン・ド・ボーがあります。こちらはトマトなどの野菜と一緒に煮込むため、コクのある茶色のスープになります。

Q.4:リンゴの蜜の部分の正体、「何」ビトール?

▲蜜がつまったリンゴ

リンゴの実を割ると、種の周りに黄色いがつまっていることがあります。この正体は、ソルビトールという甘味成分です。

ソルビトールは光合成に伴って実の中に蓄えられ、実の糖分量が飽和すると蜜となって細胞の外にあふれでてきます。つまり、蜜がつまっているリンゴは、完熟のピークを越えた、まさに食べごろの状態なのです。

Q.5:慣用句「伸るか反るか」の由来で、成功なのはどっち?

「伸るか反るか」という言葉の語源は諸説ありますが、一説には矢を作るときの工程が由来だとされています。矢の原料になる竹を乾燥させるとき、まっすぐに伸びて矢に使えるようになるか、それとも曲がってしまって使い物にならなくなるかが賭けであることから、「運を天に任せて行動する」という意味の言葉になったといいます。

よくある間違いに「乗るか反るか」と書いてしまうというのがありますが、上の由来を覚えていれば間違わずにすみそうですね。


【前回の二択でGOはこちら】

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この記事を書いた人

シャカ夫

京都大学出身。クイズと毒とホラーが大好き。見るだけで世界が広がるような知識を皆さんにお届けできるよう、日夜頑張ってまいります。

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