クイズの解説
Q1. 学生数が多いのは?
学生数が多いのは早稲田大学です(2022年度)。早稲田大学が学部生と大学院生を合わせて47,127人、慶應義塾大学が33,437人と、早稲田大学が慶應義塾大学の約1.4倍の学生数を擁しています。ちなみに、阪神甲子園球場の収容人数(球場として日本最大)が47,400人なので、すべての現役早稲田生を集めると甲子園球場が(ほぼ)埋まります。
▲想像してみよう、見渡す限りの早稲田、早稲田、早稲田
Q2.創立が古いのは?
創立が古いのは慶應義塾大学です。慶應義塾大学の前身となった蘭学塾は、1858年に福沢諭吉によって作られました。一方、早稲田大学の前身となった東京専門学校は、1882年に大隈重信によって作られています。
▲慶應ができたのは慶應ではなく安政5年のこと
民間の学者であった福沢と、政府の役人であった大隈は、対面するまでは敵対していました。しかし、実際に会うと思いのほか気が合い、家族ぐるみでの付き合いを持つほど親しい関係となったとされています。
Q3.医学部があるのは?
医学部があるのは慶應義塾大学です。慶應義塾大学の医学部は1917年に設立され、初代学部長には世界的な細菌学者である北里柴三郎が就任しました。
▲北里柴三郎は新1000円紙幣の肖像として採用予定/via 財務省ホームページ
一方の早稲田大学にも医学部を設ける構想は度々持ち上がりますが、現在のところ実現していません。
Q4.より多くの総理大臣を輩出しているのは?
より多くの総理大臣を輩出しているのは早稲田大学です。慶應義塾大学の3人に対して、早稲田大学は現職(2023年1月時点)の岸田文雄首相を含め、8人の首相を輩出しています。
▲1996年から2008年まで(のほとんどの時期)は慶應出身者と早稲田出身者が国を率いていた
また、早稲田大学の8人という記録は東京大学に次いで2番目に多い数字です。
Q5.東京六大学野球の名物「慶早戦(早慶戦)」。第1回(1903年)の勝者は?
1903年に行われた第1回慶早戦の勝者は、慶應義塾大学です。スコアは11-9と大激戦でした。プロ野球もまだなかった時代、「頂上決戦」と称された慶早戦ですが、その異常な盛り上がりから、1906年には学生同士の衝突を危惧して中止になってしまいます。その後、慶應-早稲田戦は封印され、再開したのは19年後の1925年のことでした。ちなみに慶早戦(けいそうせん)は早慶戦と呼ばれることもあります。慶早戦って呼んでるのは慶應だけだYO。
以前、動画で「早慶あるなしクイズ」が登場しているのでこちらもいかがでしょう。
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