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クイズの解説

Q1:冬至とうじの日に食べる「なんきん」ってどんな野菜のこと?

なんきん(南京)は、野菜のかぼちゃのことです。

冬至とは、1年で最も日中の時間が短く、夜の時間が長い日のことです。今年(2022年)は12月22日にあたります。

冬至の日には、かぼちゃを食べる風習があります。これは、かぼちゃが栄養価が高く、また保存が利くためとされています。かぼちゃは夏野菜ですが、夏に収穫しても冬まで持つため、冬に不足しがちな栄養を摂取することができます。

また、冬至の日に「ん」がつく食べ物を食べると運気がアップすると考えられています。なかでも以下の7つの食べ物は、まとめて冬至の七種ななくさと呼ばれることがあります。

Q2:一般的に、冬至の日にお風呂に浮かべるものは?

冬至の日には、ゆずをお風呂に浮かべるゆず湯という風習があります。

ゆずには強い香りがあり、この香りが邪気を払って体を温めると共に、風邪を引かなくさせると考えられていました。 また、ゆずは実るまでに長い年月を要するため、長年の苦労が実りますようにという願いもかけられていました。

ちなみに誤答選択肢は、ゆずと同じく柑橘類の「デコポン」です。

Q3:クリスマスの日に食べる「ターキー」を日本語で言うと?

ターキーは、日本語では七面鳥といいます。

16世紀ごろのヨーロッパでは、トルコ付近から持ち込まれたものに対して、「トルコ」を意味する英語「ターキー」を名前につけることがよくありました。実際、七面鳥によく似たホロホロ鳥という鳥がトルコから輸入された際には「ターキーコック」と呼ばれてました。それと同時期に、七面鳥もアメリカからヨーロッパへと伝えられ、ホロホロ鳥とよく似ていたことから七面鳥も「ターキー」と呼ばれるようになりました

ちなみに「七面鳥」は、興奮すると首のところに露出している肌の色が、赤、青、紫などに変化します。その様子が「七つの顔を持つ」ように見えるため、「七面鳥」の名がついたとされています。

▲七面鳥

Q4:クリスマスの日に食べるケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」は、どんな形をしている?

ブッシュ・ド・ノエルとは、丸太の形をしたフランス生まれのケーキです。

▲ブッシュ・ド・ノエル

フランス語で、「ブッシュ」は丸太を、「ノエル」はクリスマスを表し、文字通りクリスマスに食べる丸太のケーキを表しています。

クリスマスに丸太の形をしたケーキを食べる由来については、以下のような説があります。

  • キリストの生誕を祝って、一晩中丸太を暖炉にくべていたことに由来
  • たくさんの丸太を焼いて神に捧げるという北欧の儀式に由来
  • 恋人のためのクリスマスプレゼントが買えなかった青年が、せめてもの思いで薪を送ったことに由来

Q5:一般的に、大晦日に食べる麺類と言えば「年越し何」?

大晦日には、一般的にそばが食べられます。

細く長くのびるそばは、寿命をのばし、家の運気を上げるとされます。 また、そばは切れやすいため、一年の不運や苦労をさっぱりと断ち切って新年を迎えることができるとされています。ですので、年越しそばは翌年に持ち越さず、年内のうちに食べ終わるのがよいともいわれています。

解説を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回の「二択でGO」も挑戦してみてください!

【前回の二択でGOはこちら】

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この記事を書いた人

トラシゲ

京都大学工学部4回生のトラシゲです。クイズと馬が大好きです。皆さんの生活に潤いが出るような記事が書ければいいなと思っています。よろしくお願いします。

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