解説
Q.1 熱中症特別警戒アラートの運用開始 先月24日から
国内で危険な暑さが予想された場合に、熱中症を予防する行動の徹底を求める「熱中症特別警戒アラート」の運用が4月24日から始まりました。
アラートは「暑さ指数」が都道府県内のすべての観測点で35以上と予想されるとき、環境省が前日の午後2時をめどに記者会見を開いて発表します。
なお、過去にこのアラートを出す基準の暑さに達したことはないとのことです。
Q.2 1日5ユーロの入場料を徴収 イタリア・ベネチア
世界的な観光地であるイタリアのベネチアで、日帰りの観光客を対象に1日5ユーロの入場料を徴収する制度が試験的に始まりました。
ユネスコの世界文化遺産に登録されているベネチアは1日に数万人の観光客が訪れる都市で、オーバーツーリズムによる環境への悪影響などが懸念されています。
入場料の対象は、ベネチア本島の旧市街を訪れる日帰りの観光客です。入場料は1人あたり1日5ユーロ(5月1日時点で840円程度)で、市内に宿泊する観光客や14歳未満はお金を払う必要がありません。
【試験的に導入】水の都・ベネチアで「1人あたり5ユーロ(約830円)」の入場料を徴収https://t.co/yrrr4ZhsTs
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 26, 2024
14歳未満や宿泊客は免除される。支払わなかった場合、最高で5万円ほどの罰金が科されるという。ベネチアでは、オーバーツーリズムが問題となっていて、対策が求められていた。 pic.twitter.com/w64CBWaBPQ
Q.3 ディズニーランドに『シュガー・ラッシュ』のアトラクション登場
4月26日、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、東京ディズニーランドのアトラクション「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」を今年(2024年)10月で終了すると発表しました。跡地には、2012年(日本では2013年)に公開された映画『シュガー・ラッシュ』の世界を舞台としたアトラクションが、2026年以降にできる予定です。
『シュガー・ラッシュ』は、ゲームの世界の「裏側」を舞台にしています。長年演じてきた悪役に嫌気がさして自分のゲームを飛び出した主人公・ラルフが、ゲーム「シュガー・ラッシュ」に登場する仲間はずれの少女・ヴァネロペと出会い、憧れのヒーローを目指して大冒険を繰り広げるストーリーとなっています。
「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」の終了については「パークの魅力向上につなげるため」としていて、『シュガー・ラッシュ』の新アトラクションは子どもから大人まで楽しめる参加型アトラクションを目指しているとのことです。
【TDL】「バズ・ライトイヤー」10月終了へ、新アトラクションは『シュガー・ラッシュ』https://t.co/Qu5I5vq82s
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 26, 2024
新アトラクションでは、キャンディ大王がつくりだした“シュガーバグ”によって破壊されそうな世界をラルフ、ヴァネロペたちと救っていく。2026年度以降に導入。 pic.twitter.com/K3tPAXhfKH
Q.4 藤原定家の書いた古今和歌集の注釈書の原本見つかる 国宝級の発見
こちらの問題は、読者の方からいただいたテーマ「藤原定家」をテーマに作成しました。
鎌倉時代の歌人・藤原定家が古今和歌集の歌の解釈を書いた注釈書『
『顕注密勘』は、古今和歌集の歌について平安時代末期の学僧が記した注釈に藤原定家が自身の考えを付け加える形で構成されていて、見つかった原本には紙を貼り付けて書き足している部分もあったとのことです。
これまで写本がいくつも残されていることは知られていましたが、原本の存在は知られていませんでした。
【速報】京都の冷泉家から藤原定家直筆の古今和歌集の注釈書発見 専門家「国宝級だ」 https://t.co/LcufpeZ563
— 京都新聞 (@kyoto_np) April 18, 2024
最後までお読みいただきありがとうございました。次回の挑戦もお待ちしています!
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