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扇を投げる雅な遊び「投扇興」を攻略したい

大技炸裂

扇を投げる雅な遊び「投扇興」を攻略したい

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第2試合:吉田vs木村

では、よろしくお願いします。
お願いします。
雅バトルもね。
正座が辛い……!
でもこの辛さが、

俺を強くする……!
投扇興の少年漫画?

!?

▲騒然

乗ったんだけど。
これ知らないぞ!?
扇が枕に乗って、蝶が落ちて倒れてるから……
「澪標(みおつくし)」じゃない?

点数は……
55点!?

終わった……
ワンターンキルだ。今まで出た全部の合計より高いぞ。
関西出身の要素出ちゃったか。

澪標:船の安全な道しるべとするため、海や川に立てられた杭。和歌では「身を尽くし」にかけて用いられることが多い。現在は大阪市の市章にもかたどられている。吉田は兵庫県神戸市出身。

▲両者の手習が続き、55点差のまま3投目へ

ここで手を緩めたくないね。さっきの感覚通りに……!
また新しい銘だな。扇・枕・蝶の順だから、2点の「末摘花(すえつむはな)」?

なんか吉田が上手いなあ。
末摘花が低得点なのは、『源氏物語』の作中で不美人として描かれているからなのかな。
もう点差を離されるわけには……!
これは…… 花散里か?
いや、蝶がちょっと扇にかかってる! だから…… 3点の「絵合(えあわせ)」だ。

ちょっとずつでも点を積まないとね。

▲その後、吉田が花散里を2回出してで2点を追加し、木村の5投目へ

56点差か……。澪標を出したとて勝てないのキツすぎる。
枕の上に扇を残すか、少なくとも落ちた蝶が地面で立つくらいじゃないと厳しいね。
蝶の落ち方まで操作できたら世界大会出れるだろ。
扇、残れ~!
……残らない!
でもこれ、蝶が扇に完全に隠れてる!
ということは……「地紙の下に蝶が半分以上隠れる」だから、「夕霧(ゆうぎり)」ですね。

8点です!
ダメか~!
完全に隠れてるからといって、点数が上がるわけじゃないんだな。「雲隠(くもがくれ)」とかになるのかと思ったが。

雲隠:『源氏物語』の巻名の一つ。本文がなく、光源氏の死を象徴しているといわれる。

雲隠はまた別の銘ですね。

▲全然隠れてない

最初の澪標がなかったとしたら、木村さんが勝ってたんだな。
完全に乱されました。

藤島vs加納とは異なり、新技の応酬となった対戦。最初のリードを守り切った吉田が勝利。

次ページ:決勝:加納vs吉田! 勝負の行方は……!?

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吉田 葵生

吉田 葵生

東京大学大学院修士1年の吉田です。兵庫県出身です。精密工学について学びながら、東京大学クイズ研究会に所属し日々クイズを楽しんでいます。好きなものはゲーム・J-POP・インターネットなど。学びと楽しさを両立できる記事を目指して頑張ります。よろしくお願いします。

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