徳川15代将軍をコナン映画っぽく紹介する【享保の改革者（リフォーマー）】

歴史は好きだが覚えるのが苦手、どうもユウです。皆さんにお聞きしてみたいことがあります。

家康、秀忠、家光、家……。私は覚えきれていません。

似たような名前ばっかりだし、15人もいるし、とてもじゃないけど覚えられません。でも、大河ドラマ『どうする家康』もいよいよクライマックスなので、せっかくだから15人言えるようになりたいんです。

そこで今回参考にしたのが、劇場版『名探偵コナン』です。コナン映画のタイトルといえば、魚影を「サブマリン」と読んだり、探偵を「プライベート・アイ」と読んだりと、無理めな当て字をしつつも、かっこよすぎるのでなんとか覚えたいという気持ちにさせられます。

▲「魚影」と書いて「サブマリン」と読みます

15名の将軍にもこういうかっこいいキャッチコピーがあれば、完璧に覚えることができるはず……！

ということで、この記事では江戸幕府の将軍15名に対して劇場版『名探偵コナン』のタイトル風のキャッチコピーをつけてみることにします。

ただ、自分で作るのはかなり大変なので、生成系AIの代表格であるChatGPTに、各将軍の特徴を盛り込んだキャッチコピーを作ってもらいました。さっそくできたものをいくつかピックアップしていきましょう。

初代将軍：徳川家康

まずは初代将軍の徳川家康です。約260年も続く江戸幕府を作った誰もが知る偉人をChatGPTに頼んで劇場版『名探偵コナン』風にするとこうなりました。

思ったより完成度が高いんじゃないでしょうか。創設者を意味する「ファウンダー（founder）」と読むことで、一気に現代の大物感が生まれてきました。

そしてコナン映画で欠かせないのが、「俺は高校生探偵、工藤新一」から始まるオープニングムービーです。せっかくなのでChatGPTにコナン映画のオープニングっぽい紹介文も作ってもらいました。

最後の「ぞ」が気になりますが、普通に勉強になりますね。編集部の皆さんにもこのタイトルと文章を見てもらいました。

3代目将軍：徳川家光

続いては、3代目将軍の徳川家光です。参勤交代や鎖国政策の確立で有名な人物です。幕府の体制を整えた家光を劇場版『名探偵コナン』風にすると……。

いや、長すぎる。さすがに「インスティチューショナライザー」は語呂が悪すぎます。institutionalizeは「制度化する」というの意味の英単語ですが、institutionalizerという単語は存在しません。ChatGPTがついに新しい言葉を作り始めました。

オープニングっぽい紹介文はこちら。

※家光の時代には、大坂の陣は行われていません。（やはりChatGPTの情報の正確性にはまだ課題があるようです。この後にもちょくちょく怪しいところが出てきます）

5代目将軍：徳川綱吉

続いては、5代目将軍の徳川綱吉です。動物愛護を主旨とした「生類憐みの令」で有名な人物ですが、いったいどんなタイトルになるでしょうか。

なんかかっこいい。レジスレーターって響きがいいですね。legislatorは立法者という意味の英単語です。今度は実在する英単語を出してくれて安心しました。

オープニングっぽい紹介文はこちら。

※江戸城焼失は、第5代将軍綱吉の時代ではなく第4代将軍家綱いえつなの時代に発生しました。

生類憐みの令は、近年では、戦国時代以来の相手を殺傷する価値観が否定されるようになった良い政策とも考えられています。ChatGPTの紹介文はそのような背景を取り入れているのかもしれません。

コナン映画風徳川15将軍

最後に、ChatGPTが考えた15名全員のタイトルを見てみましょう。

▲クリックすると拡大して読めます

6代将軍・家宣は在職が3年という短さではありましたが、8歳で亡くなった7代将軍・家継に比べると長生きしているのでややこしいですね。13代将軍・家定の「閉鎖政策の維持者（ゲートキーパー）」は史実に合わないので「天璋院篤姫の夫（ハズバンド）」などでしょうか。10代目将軍・家治の「ベネヴォレントルーラー」ってなんですか。そんな言葉ないぞ。

と言いつつも、9代目将軍・家重の「平穏なる時間の管理者（ステワード）」とかめっちゃ好きです。なんだかこれなら覚えられそうな気がします。ChatGPTよ、ありがとう!　テスト前に苦しんでいる子どもたちもきっと喜んでいるはずです。

今日の一問

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