解説
それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。
▲各長方形の1辺の長さはわかっているが、もう1辺の長さがわからない……
実はこの図形に「あること」をすると、一発で面積が求められます。
図形に「あること」をしてみた
では早速「あること」をしてみましょう。せっかくなので図形を色分け・プリントアウトして、現実の世界に来てもらいました。
この図形を、こうして……
こうして……
こうじゃ!!!
なんと、1つの横長な長方形にトランスフォームしました!
赤い長方形の横の長さと、青い長方形の縦の長さが等しいので、くっつけて1つの長方形にすることができるんです!
新しくできた長方形の横の長さBFは、もとの赤線の長さからAGの長さを引いて求められるので、28-4=24cmです。
縦の長さは4cmなので、求める面積は、4×24=96cm2となります。
答え:96cm2
図形を変形できることに気づくかどうかがポイントでした。
最後に、問題の解説に協力してくれた2つの長方形(もともとは1つの図形だった)に大きな拍手を。
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