こんにちは。豊岡です。
皆さんは、シェイクスピアについてご存じですか?
シェイクスピアは、現代でもその作品が広く親しまれているイギリスの劇作家です。英語の古典文学の中では、王道中の王道の作家であります。『ヴェニスの商人』『ロミオとジュリエット』などの作品は、今日でも大衆的な知名度を獲得しています。
それでも、外国の文豪は「お堅い」イメージがつくもの。
そんなシェイクスピアの代表作としてよく挙げられるのが、いわゆる「四大悲劇」です。その中に『マクベス』は含まれています。
ここまで書くと、よほどの文学オタク以外にはとりつくしまもなさそうな『マクベス』ですが、実は意外ととっつきやすいのです。
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短い。文庫本の日本語訳だと、わずか100ページちょっとです。シェイクスピアの作品の中でも、これより短いものは1つか2つしかありません。
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劇の脚本である。つまり、会話が中心です。ページをめくったときに、文章で埋め尽くされていないので圧迫感がありません。
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中二病チックなパワーワードが多い。
「私は子供に乳を飲ませたことがある、自分の乳を吸われるいとおしさは知っています――でも、その気になれば、笑みかけてくるその子の柔らかい歯ぐきから乳首を引ったくり、脳みそをえぐり出しても見せましょう。」
「破壊の手が、ついに無上の宝を! 極悪非道の弑逆(しいぎゃく)、神の宮居(みやい)を毀ちけがし、その命を奪い取ったのだ。」
こう書いていると、QuizKnock編集部から「『マクベス』、一昔前のラノベですね」という意見をもらいました。私はラノベをあまり読んだことがありませんが、そうなのか……。
今回はそんな『マクベス』の内容についてのクイズです。本当にラノベなのか、あなた自身で確かめてみてください。
いかがでしたか? ラノベだと思いましたか?
気に入った方はぜひ現物を読んでみてください。