QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。
アナグラムの並び替えのパターンが多すぎる
「1穣」
この大きすぎる数字が登場したのは、2021年12月4日に公開された動画「【ムズすぎ】長いアナグラムに挑戦してみた【無理】」。「アナグラム」は、言葉の文字を並び替えて別の言葉を作ることです。この企画では、文字数がとても多いアナグラムから元の単語を当てる問題に挑戦します。
▲「アナグラム」を元の単語に戻します
アナグラムの並び替えのパターンは、文字数が増えれば増えるほど多くなります。その中からたった1つの答えを探さなければなりません。
例えば、元の単語が6文字の場合、並び替えは6の階乗通り、すなわち6!=6×5×4×3×2×1=720通りとなります。今回の答えはこの中の1通りのみです。
▲6文字の時点で、並び替えは720通りもある
少しずつ文字数が増えていくアナグラムをなんとか解きながら迎えた第4問。20文字だった第3問から7文字も増え、元の単語の文字数は27文字になりました。つまり、答えは27の階乗通りのうちのひとつとなります。
そして、司会の河村から27文字の並び替え方の総数となる27の階乗の大きさを聞かされるメンバーたち。27の階乗は……なんと1穣を超えるというのです。
▲答えは1穣通りのうちひとつ!
「穣」は、億、兆、京、垓、𥝱に続く数字の単位で、10の28乗を表します。
知識としては知っているものの日常生活ではほとんど使わない大きな数字の登場に、伊沢拓司は驚き、鶴崎修功は「𥝱超えて穣!?」と反応、ふくらPも笑うしかない様子です。
▲「穣」はここ
3人は約1穣通りの中にあるたったひとつの答えを探し出さなければなりません。
▲27文字のアナグラムはこちら
1穣通りから正解を導き出したのは一体誰なのでしょうか。更に次の最終問題では、穣より大きな数が登場します。それは一体どんな数字なのでしょうか。
QuizKnockならではの激長アナグラムは、ぜひ動画でご覧ください。
パッと見で難問であることは伝わると思いますが、実は作問も相当大変でした。制作期間は約2カ月(!)。
苦労した甲斐もあり、出演メンバーがアナグラムの完成度をやたらと褒めてくれたことが記憶に残っています。
動画の中で褒めてくれると何回も見返してニヤニヤできるのでいいですね。もっと褒めて。
▲あの名シーンから再生されます
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
【おすすめ名場面】
【あわせて読みたい】