QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。
思わず拍手してしまう美しい答え
「は」で始まる根気が必要なものといえば?
「博士課程」
この名シーンが登場したのは、2021年1月1日に公開された動画「東大生ら11人で朝からそれ正解!【#18】」。
「朝からそれ正解」は、与えられた頭文字から始まるお題の答えをメンバーそれぞれが考えて回答し、全員で話し合ってひとつの正解を決めるQuizKnock恒例の人気企画です。
この回の2つ目のお題は、
メンバーの多くが回答に悩むなか、須貝駿貴は「答え書くわ」と自信満々な様子です。
そして発表タイムでも「これ絶対答えです」「これ見たらみんなビックリして腰抜かす」と須貝は真っ先に手を挙げました。ハードルを上げに上げている状態ですが、その回答は……。
▲なるほど~!
須貝が「博士課程」を出すと、全員が思わず「うわぁ~~~」と驚嘆の声を上げ、拍手の嵐が起こります。
博士課程:「博士号」を取るための課程。博士になるためには大学院で5年ほど研究を続けた上で審査に合格する必要があるため、非常に時間と努力が必要。
▲もう勝ち確定のムード
ちなみに、当時須貝は博士課程の真っ只中。同じく博士課程の鶴崎修功はよほど共感したのか、周囲の盛り上がりとは対照的に、しみじみ「そうだなぁ…」とつぶやきます。
これに対し、須貝は「今俺たちに一番必要なものはなんですか? 根気ですよね」とたたみかけます。こうなったら博士課程経験者はうなずくしかありません。
▲説得力が段違い
異論がまったく出てこない回答に、伊沢拓司も「こっからは流すぞ〜」とお手上げ状態。その後に出た全ての回答をはねのけて、「博士課程」が見事正解となりました。
予告通りの「正解」を見せつけて勝利した、須貝の説得力がありすぎる名シーンでした。
しかし、最も論理的に、スマートに考えた結果、成功する最善の方法が根気のいる手法だった場合のことに言及できていないですね。
量より質ではなく、量も質も。結果を出し、誰かに評価されて認められる必要がある仕事にはそれを追い求め続ける根気が必要ですし、博士課程というのはそのひとつでした。
▲あの名シーンから再生されます
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
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