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前ページ:はじめから挑戦したい方はこちらへ! 以下は問題の答えと解説です

【答え&解説】

正解は、高知県でした。

ヒント1:モネの庭

高知県北川村にある「モネの庭」は、四季折々の自然がみられる庭園です。

印象派を代表する画家クロード・モネは、フランス・セーヌ川沿いのジヴェルニーという町に家を構え、創作活動に励んでいました。モネの代表作のひとつである『睡蓮』などの作品は、彼の家にあった庭をモチーフにして制作されたものです。

北川村は村おこしの一環として、彼の作品を生み出したこの庭を再現し、観光の拠点とする計画を立案しました。再現するにあたって、実際の「モネの庭」の庭園管理責任者の監修を受けながら造園を進め、2000年に開園。クロード・モネ財団から、フランスにある実際の庭以外に世界で唯一「モネの庭」を名乗ることが許され、北川村屈指の観光地となったのです。

庭園には、睡蓮が浮かぶ池がある「水の庭」エリア以外にも、地中海をテーマにした「ボルディゲラの庭」エリア、色とりどりの花が咲き誇る「花の庭」エリアなど、見どころがたくさんあります。

▲睡蓮が浮かぶ池(「水の庭」エリア)

ヒント2:龍河洞

龍河洞は、龍泉洞りゅうせんどう(岩手県)、秋芳洞あきよしどう(山口県)とともに日本三大鍾乳洞に数えられる、高知県香美かみ市にある鍾乳洞です。

龍河洞の見どころは、鍾乳石と一体化した弥生土器「神の壺」です。

この壺は、およそ2000年前にここに立てかけられ、1年に約0.1mmずつ成長する鍾乳石に徐々に取り込まれていき、現在のような姿になりました。

また、1937年(昭和12年)に新しく壺を置き、「神の壺」と同じように鍾乳石に取り込まれるかを確かめるという面白い実験も行われています。約90年ほど経った現在では、少し鍾乳石に取り込まれている様子が観察できるようです。2000年後には現在の「神の壺」のような姿になっているのでしょうか。

▲鍾乳石に取り込まれた弥生土器「神の壺」

ヒント3:桂浜

桂浜は高知県高知市にある、太平洋に臨む海岸です。

このあたりはもともと「勝浦かつうら」と呼ばれており、「かつうら」が「かつら」と変化したことで「かつらはま」と呼ばれるようになったようです。

月の名所であることから、中国の伝説で「月に生える」といわれている「」の漢字を当てることにより、「桂浜」という地名が誕生しました。

桂浜が月の名所であることは、高知県の民謡『よさこい節』にも歌われていることからもわかります。

御畳瀬
みませ
見せましょ
浦戸をあけて
月の名所は桂浜
ヨサコイヨサコイ

高知民謡『よさこい節』
▲坂本龍馬像と月

最後まで読んでくださり、ありがとうございます! 来週の「今日の一問・社会編」も、ぜひチャレンジしてみてください!

【前回の「社会編」はこちら】

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この記事を書いた人

かっきー

東北大学4年のかっきーです。地球科学を学びながら、杜の都でひっそりとクイズを楽しんでいます。埼玉西武ライオンズ・J-POP・ボルダリングが特に好きです。みなさんが楽しめるような記事を書いていきますのでよろしくお願いします!

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