ドボンで即終了!ガスバーナーの正しい使い方、覚えてる?【今日の一問】
今回の「ドボン」、不正解は「炎が赤色のときはガスが不足しているため、ガス調節ねじでガスを増やす」でした!
解説
最後にガスバーナーを使ったのは中学生のとき、という方もいると思いますが、使い方は覚えていましたか?
使用前
使用前にはまずガスバーナーが問題なく使えるか、以下のような点をチェックします。
- 元栓が閉じているか
- 2つの調節ねじは問題なく回るか
- ゴム管に割れ目や裂け目がないか
また、緊急時用に濡れ雑巾も準備しておきます。
2つの調節ねじは、下が「ガス調節ねじ」で、上が「空気調節ねじ」です。 元栓につながったガスの管は、ガスバーナーの下についています。ガスは下から供給されるので、ガス調節ねじが下、と覚えます。
点火
本体に問題がないことを確認したら、いよいよ点火です。まずは元栓、コックの順番で開けます。
次に、ガス調節ねじを開けてマッチやライターの火を近づけ、点火します。
炎の調節
無事に点火することができたら、次に炎の大きさを調節します。内炎と外炎の大きさを見ながらまずはガス調節ねじを回し、赤い炎を1.5cmほどの適切な大きさに調節します。
炎の大きさはガス調節ねじで変えることができますが、赤い炎の場合は空気が不足した状態になっています。そのため、次はガス調節ねじを押さえながら空気調節ねじのみを回して空気量を増やし、炎を青くします。
消火
火を消すときは、空気調節ねじ、ガス調節ねじ、コック、元栓の順番で閉めます。また、火を消しても本体はしばらく熱いため、手で触れないように気を付ける必要があります。
ぜひ次回の「今日の一問・理科編」にも挑戦してくださいね!
【前回の理科編はこちら】
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