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前ページ:はじめから挑戦したい方はこちらへ! 以下は問題の答えと解説です

解説

正解は、「たきれんたろう(瀧廉太郎)」でした。

瀧廉太郎は、明治時代に活躍した作曲家です。23年10か月という短い生涯の中で、『荒城の月』や『』など多くの名曲を残しました。

瀧は東京音楽学校(現・東京藝術大学)の出身で、専門はピアノでした。本科専修部在学中には、『日本男児』や『散歩』などの作品を発表しています。

ドイツ留学の前年の1900年には近代日本における初のピアノ曲メヌエット』を作曲。『荒城の月』『箱根八里』『』『鳩ぽっぽ』『お正月』といった、のちに代表作となる曲の数々を生み出しています。

瀧は留学先のドイツで肺結核になり、帰国後の1903年に亡くなりますが、遺作となる『』の構想自体はドイツ留学中からあったとみられています。「憾」は「思いどおりにならず残念に思う」という意味で、途中稿の楽譜には「医者」を表すドイツ語の単語が書かれているなど、病に苦しみ無念を抱えて作曲をしていたことがうかがえます。

今週はそんな瀧の想いが詰まった『』を聴きながらお別れと致しましょう。

次週の「今日の一問・音楽編」もお楽しみに。

【前回の「今日の一問・音楽編」はこちら!】

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この記事を書いた人

はぶき りさ

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学別科オルガン専修を経て、同大学音楽学部器楽科オルガン専攻3年。世界で何千年も生き続けている「音楽」という文化に、少しでも興味を持ってもらえるような記事を書けたらと思います。よろしくお願いします。

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