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答え
正解は沖縄県の「沖」でした。
「沖」という漢字には、「幼い・飛ぶ・虚しい・湧く・和らぐ」などの意味があります。
実は「沖」を「おき」の意味で使うのは、日本独自の用法です。このように、中国での用法とは異なる日本独自の漢字の意味や読み方のことを「国訓」といいます。
▲国訓の例。意外と多い
国訓が生まれる理由はさまざまです。例えば「杭(くい)」という国訓は、「杌(くい・くいぜ)」の異体字と似ていることから生まれたといわれています。つまり、「杭(わたる)」という字ができた経緯とは異なります。
そのため、もし中国に「杭(わたる)」という字がなかったとしても「杭(くい)」が生まれていた可能性はあります。その場合、「杭(くい)」は国字として認められていたかもしれません。
ぜひ次回の「今日の一問・漢字編」にも挑戦してくださいね。
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