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問題はこちら

最初のページ:はじめから挑戦したい方はこちらへ! 以下は問題の答えと解説です

【解説】

正解はCoffeeでした。

ヒント1

Its medicinal properties were documented as early as the 10th century.
10世紀にはその薬効が記録されていた。

“property”には「(ものの)特性」という意味があり、“medicinal”「薬の」と結びついて、「薬理的な作用」つまり「薬効」を表します。

コーヒーの歴史はとても古く、文字によるコーヒーの記録は、9〜10世紀ごろにイラン生まれの医師ラーズィーが著した『医学集成』が最初とされています。『医学集成』では、コーヒーの医学的な効果についても述べられています。

ヒント2

It gained popularity in America around the time of the Boston Tea Party.
アメリカではボストン茶会事件のころに広まった。

“tea”と関連した飲み物として、コーヒーを連想できた方もいるのではないでしょうか。

ボストン茶会事件は、イギリスが茶税法によって茶の輸出を独占した上で、高い関税をかけたことにアメリカの人々が抗議して起こった事件で、アメリカ独立戦争の引き金にもなりました。

こうした時期に、アメリカでは紅茶の代わりにコーヒーを飲む文化が広まったそうです。

▲ボストン茶会事件(1773年)の様子を描いた絵画

ヒント3

It has a stimulating effect that helps you wake up.
覚醒作用があり、目を覚ますのに役立つ。

目覚めの一杯としても親しまれているコーヒー。眠気をとってくれる物質のひとつとして、カフェインが有名ですね。

実はこのカフェイン、コーヒーの果実を実らせるコーヒーノキ自身にとっても重要な物質なんです。他の植物の発芽や成長を抑制したり、捕食者に苦みを感じさせることで食べられにくくするなど、コーヒーノキが自身を守る防御因子として機能するそうですよ。

▲コーヒーノキの果実。この中に入っている種子を焙煎するとお馴染みの「コーヒー豆」になる

10月1日は「コーヒーの日」。コーヒー豆の一大産地であるブラジルで収穫が一段落し、コーヒーにとって年度明けにあたる時期であることから定められたそう。

皆さんも、この機会にいつもとはちょっと違ったコーヒーに手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。ちなみに私は、冷蔵庫でひと晩寝かせて作る水出しコーヒーにハマっています。

それでは、次回の「今日の一問・英語編」にも挑戦してくださいね!

【「ボストン茶会事件」←ボストンってどこ?】

【前回の英語問題はこちら】

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この記事を書いた人

のせぴりか

東京大学で医学を学ぶ6年生です。茶道、アイヌ語、日向坂46、カタンが好き。色々な分野を掛け合わせながら、「読んでよかった」と思っていただけるような記事をお届けできれば嬉しいです。

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