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ふつうの博物館へようこそ。ここは日本にある典型的な博物館のことを知ってもらう場所です。

申し遅れました、ライターの田又です。大学で学芸員(博物館の専門職員)の資格を取得するために勉強をしています。

今回はこの記事をお読みのあなたと学芸員見習いの私とで一緒に、この日本一「ふつうの」博物館を作っていきたいと思います。

本記事の問題作成にあたっては、注記のないかぎり日本博物館協会が発表する「令和6年度 日本の博物館総合調査 調査結果の概要(速報版)」の中央値を参照しています。

日本に博物館はいくつある?

早速始まってしまったふつうの博物館ですが、実はまだ私たち職員の数や収蔵する資料など、決まっていないことばかり......。

どうやらクイズを解くと日本にある博物館の典型的な姿が見えてきて、クイズの正解がふつうの博物館に反映されていくようです。

それでは、最初に日本全国で見たとき、博物館がどれほど身近な存在なのか確認していきましょう。

どんどんクイズを解いて、このふつうの博物館も「ふつう」に仕上げていきましょう。

一緒に博物館を作る仲間を集めよう

もちろん、みなさんと私以外にも博物館を運営する仲間がいます。さて、何人いるのでしょうか......?

収蔵品も集めたい

博物館には展示する資料も欠かせません。収蔵庫などで保管する資料も含めてどれだけの数があるのでしょうか?

集客力はどれくらい?

準備を着々と進めて、いよいよ開館です!

なんとこのふつうの博物館、入館者数もふつうになっているらしく......。

開館後に問題発生!?

博物館は開館して終わりではありません。収集・保管調査研究展示・教育が学芸員の使命なのです。

しかし、ふつうの博物館の宿命なのか、開館早々日本の多くの博物館が現在抱えている問題に直面することになります。

「収蔵庫に⼊りきらない資料がある」と回答した博物館が24.4%、「9割以上使用している」と答えた博物館が39.3%で、60%以上の博物館が収蔵庫の限界を迎えている状況にあり、ふつうの博物館も収蔵庫に余裕がありません......! (もちろん、実際に博物館を新設する際は収蔵庫に余裕をもって作られることが多いです)

別の設問で、「収蔵スペースの不足」を博物館の課題として挙げた博物館は77.8%にも達し、5年前と比較して5%以上の上昇となっています。

今年(2026年)3月の「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」の改正で、資料の廃棄を検討する際の手続きなどについて定められた背景には、クイズで見てきたような博物館の厳しい状況があるのです。

博物館は、博物館資料の将来的な整備及び発展的な活用に向け、当該博物館における博物館資料の収集及び管理の方針を踏まえ、寄贈、寄託、借用、購入等による博物館資料の充実や、博物館資料の再評価に基づく交換、譲渡、貸与、返却、廃棄等を含めた博物館資料の管理の在り方について検討するよう努めるものとする。その際、博物館資料の再評価に基づく交換、譲渡、返却、廃棄等について検討する場合には、多様な関係者の意見を聴きつつ、手続の透明性を確保して長期的かつ総合的な見地から行うとともに、特に博物館資料の廃棄について検討する場合には、他の手段を検討した上で、なおやむを得ないと認められるときにおいて、慎重に行うものとする。

引用元:博物館の設置及び運営上の望ましい基準 第六条2

このふつうの博物館は今後どのようにして収蔵庫の問題に対応していくのでしょうか......?


最後に

今日は1日おつかれさまでした! 

今回は触れることができませんでしたが、財政面の厳しさや施設の老朽化多言語バリアフリー対応など、博物館が直面している課題はまだまだたくさんあります。

一緒にふつうの博物館を作ってくださったみなさん、ぜひお近くの博物館を訪れてみてくださいね。すでに見学したことがある博物館でも、新たな発見があるかもしれません。

ふつうの博物館、今日のところはこれにて閉館とさせていただきます。

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この記事を書いた人

田又春哉

京都府立大学4年の田又春哉(たまた・はるや)です。群馬県太田市出身。歴史地理学を学んでいます。京都府立大学クイズ研究会(桂葉会)5代目会長。好きなものは群馬県と旅行。

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