2010年の今日この日、ある探査機の帰還に日本中が沸いていました。
それは、小惑星探査機「はやぶさ」!
度重なるトラブルに見舞われながらも、7年もの長い旅路を経て無事に帰ってきたはやぶさ。困難を乗り越え偉業を成し遂げた技術者たちの情熱に、多くの人が心を打たれました。
今回はそんな「はやぶさ」が帰還した日にちなんで、宇宙にまつわる記事を集めました。さあ、クイズで地球から広大な宇宙に飛び出していきましょう!
まずはおとなり、月をマスター!(地球との距離:約38万km)
ずいぶんと見慣れている月ですが、実はどうしても地球からは見えないものがあります。
それは「月の裏側」。月の公転と自転の周期が同じであるために、地球からは月の同じ面しか見ることができません。
じゃあ、月の裏側には何があるの? 正解はこちらの記事で!
宇宙へ飛び出そう!日本の宇宙飛行士をマスター
日本人として初めて宇宙に行った秋山
意外なのは彼の職業ですが、もっと意外だったのは宇宙から中継された最初の一言でした。
「これ、〇〇ですか?」 答えはクイズの解説で!
太陽ってどうして燃えてるの?(地球との距離:約1億5000万km)
中学の理科の授業で、「ものが燃えるには酸素が必要」と習いました。
あれ、宇宙って真空でしたよね?
太陽ってどうやって燃えているの……? こちらの記事でサクッと解説しています。
ブラックホールって何なの?(太陽系との距離:最短で約9500兆km)
ブラックホールってよく聞くけど、一体なに?
こちらの記事ではブラックホールの正体や、ものがすいこまれていく原理を解説しています。
「事象の地平面(イベント・ホライズン)」という、かっこいい用語が登場。いつか使いたい……。
旅の終わり 地球から空を見上げよう
地球を飛び出してブラックホールまで行ってしまいましたが、なんとか帰ってきました。
地球から見ることができるのは、夜空に広がる星空。
星占いでもおなじみの星座ですが、実は全部で88個あるって知っていましたか?
宇宙全体から俯瞰すると、太陽系は小さな小さな点でしかありません。そんな途方もない世界に、人類は挑み続けてきました。
冒頭に紹介した「はやぶさ」プロジェクトの情熱は、「はやぶさ2」に受け継がれました。はやぶさ2は、昨年(2020年)に小惑星「リュウグウ」のサンプルリターンを終え、今は次なる目標天体(1998KY26)に向けて宇宙空間を進んでいます。到着するのは2031年予定。新たな発見がもたらされるのが楽しみです。