問題の解説
第1問
【他界している漫画家の”新作”を、AI技術により描くプロジェクトが始まりました。『ブラック・ジャック』『火の鳥』などの代表作がある、この漫画家は誰でしょう。】
正解は「手塚治虫」でした。
キオクシア株式会社(旧社名:東芝メモリ株式会社)が、「漫画の神様」として知られる手塚治虫の”新作”を、AI技術で描くプロジェクトを始めました。
これは、手塚氏が残した膨大な作品をデータ化しAIに学習させ、手塚氏ふうの漫画を出力するというものです。
手塚治虫、AI技術が30年ぶり“新作漫画”描く 20年2月公開へ|BIGLOBEニュース https://t.co/lCuqMqZnMG pic.twitter.com/bBqAtoGLx0
— BIGLOBEニュース (@shunkannews) October 1, 2019
ストーリーやテーマなどは未定で、AIがすべてを生み出すのではなく、人間が作業する部分もあるとのことです。
第2問
【2003年から2016年の間に、国民ひとり当たりのアルコール消費量が43%も減少した、ウォッカ好きとして語られることも多い国はどこでしょう。】
正解は「ロシア」でした。
WHO(世界保健機関)が、ロシア国内のアルコール消費量について、大幅に減少しているとの報告書を発表しました。
これによると、2003年から2016年の間に、国民ひとり当たりのアルコール消費量が43%も減少したとのことです。
これは、飲酒による健康被害を問題視したプーチン政権が、酒類の小売価格の引き上げや広告禁止など、多くの措置を取った効果だと見られています。
また報告では、アルコール消費量が減少したことにより、ロシアの平均寿命が大きく改善したことも伝えています。
ちなみに、ロシアといえばウォッカのイメージが強いですが、2017年に実施された世論調査の結果では、ロシア人が最もよく飲むお酒はワインとのことです。
第3問
【2日午前、北朝鮮がSLBMと見られる弾道ミサイルを発射しました。さてSLBMとは、どんなミサイルでしょう。】
正解は「潜水艦から発射される弾道ミサイル」でした。
韓国軍は、2日朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したと発表しました。また韓国側では、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の可能性が高いと言及しています。
SLBMは、衛星などからでは存在を確認しにくい潜水艦から発射されることから、発射の兆候をつかむことは難しく、また反撃なども困難であるため、安全保障上の大きな脅威となります。
今回発射されたミサイルは、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落ちた可能性もあると報じられています。
なお、日本政府は今回のミサイルについて、SLBMと断定するには至っていない、との見解を発表しています。