問題の解説
第1問
【『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が日本の映画史上最速で興行収入100億円を突破しました。さて、100億円を突破したのは公開から何日目でしょう。】
正解は「10日」でした。
昨日26日、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入が100億円を突破したことが発表されました。同作の公開日は10月16日で、公開から10日での100億円突破は日本の映画史上最速となります。これまで、興行収入100億円突破の歴代最速記録は『千と千尋の神隠し』の25日でした。
また、公開日の16日は、平日における日本国内で公開された映画の動員・興収ともに歴代1位を記録しています。17・18日に関しても、土日における日本国内で公開された映画の動員・興収が歴代1位となりました。
興行収入100億円突破が歴代で2番目に早かったのは、『ハリー・ポッターと賢者の石』と『君の名は。』の28日で、この2作品は『千と千尋の神隠し』とともに興行収入の合計が200億円を超えています。『鬼滅の刃』がこれからどこまで記録を伸ばすのか、注目が集まっています。
【史上最速】劇場版『鬼滅の刃』、公開から10日で興収100億円突破https://t.co/cv6dNI4Nn8
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 26, 2020
観客動員数は約790万人に。公開から25日で100億円を突破した『千と千尋の神隠し』の記録を2週間以上塗り替えた。 pic.twitter.com/XiidZZ057y
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第2問
【瀬戸内海での漁獲量減少を受けて、環境省が対策を講じることになりました。さて、漁獲量減少の大きな要因はどちらでしょう。】
正解は「赤潮対策」でした。
瀬戸内海の一部で、海藻類などの栄養源となる窒素やリンなどの「栄養塩」の濃度が下がり、漁獲量減少などが起きている事態を受けて、環境省は対策を講じる方針を明らかにしています。
具体的には、来年の通常国会に「瀬戸内海環境保全特別措置法(通称「瀬戸内法」)」の改正案を提出することが検討されています。「瀬戸内法」は、瀬戸内海の水質が悪化したことを踏まえて1973年に制定されました。「赤潮」の原因である栄養塩の削減目標が定められていて、これに基づいて各府県で下水処理場などに規制をかけています。
法律のおかげで「赤潮」の発生は激減したものの、今度は「きれいすぎる」がゆえに養殖ノリやイカナゴ漁に影響が出る事態に。しかし、ハマチやタイの養殖水域では今後も栄養塩の除去が必要なため、環境省は現行法を維持しながら新たに栄養塩を増やす水域を設定できるようにする方針です。
第3問
【現地時間の25日、今年2回目となる非常事態宣言を発令した国はどこでしょう。】
正解は「スペイン」でした。
スペインでは、現地時間の25日に再び非常事態宣言が発令されました。国内のほぼすべての地域で、通勤や薬の購入などの必要火急な外出を除いて、原則午後11時から午前6時までの外出が禁じられることになります。
スペインの憲法で非常事態の期間は15日間と定められていますが、サンチェス首相は2021年5月までの延長を議会に提案する意向を示しています。
ヨーロッパでは現在、新型コロナ流行の第2波が訪れています。25日にはイタリアも規制強化を発表していて、約1ヶ月間、飲食店の夜間営業禁止、映画館やスポーツジムなどの閉鎖が決まっています。イタリアの一部の州知事はより厳しい「ロックダウン」を政府に求めていますが、コンテ首相は健康と経済を守ることを強調していて、ロックダウンには慎重な姿勢を見せています。