問題の解説
第1問
【インドのある学校で実施された、試験でのカンニング対策が話題となっています。どのようなカンニング対策でしょう。】
正解は「顔の部分だけ穴を開けた、段ボール箱をかぶらせた」でした。
インドのとある進学校で、中間試験の試験中、生徒に段ボール箱をかぶらせ受験させるという出来事がありました。
カンニング防止で生徒に段ボール箱かぶらせる、学校に批判 インド https://t.co/lh641uHaXs
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) October 22, 2019
これはカンニング対策に導入されたもので、顔の前面にあたる部分にだけ穴を開けた段ボール箱をかぶらせることで、視野を狭めるというものです。
この様子が職員によりSNSに投稿されたところ拡散し、学校は大きな批判を受ける事態となりました。
さて、試験の際に他人の答案を見るなどの不正行為をカンニング(cunning)と呼びますが、これは和製英語なので海外では通じません。英語ではcheatingと表します。
第2問
【被災した影響で一部区間が不通となっていた「JR芸備線」が、1年3か月ぶりに全線で運転を再開しました。さて「JR芸備線」は、何県と何県を結ぶ鉄道路線でしょう。】
正解は「広島県と岡山県」でした。
昨年7月の西日本豪雨で被災し、一部区間で不通となっていたJR芸備線が、23日に全線再開しました。
およそ1年3か月ぶりの運転再開で、これによりJR西日本の被災路線はすべて復旧したことになります。
JR芸備線は広島駅(広島県)と備中神代駅(岡山県)を結ぶ鉄道路線です。旧国名の「安芸」と「備中」が思い浮かんだ方には、簡単だったのではないでしょうか。
第3問
【将棋の「竜王戦」第2局が行われた、京都市右京区にある真言宗御室派の総本山で、世界遺産にも登録されている寺の名前は何でしょう。】
正解は「仁和寺」でした。
将棋のタイトル戦、第32期竜王戦七番勝負の第2局初日が、京都市内にある世界遺産、仁和寺で行われました。
広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑む第32期竜王戦七番勝負・第二局は今日初日が行われます。会場は皇室ゆかりの古刹としても知られる京都の仁和寺。対局室は、これから始まる熱戦を前に静けさに包まれています。 pic.twitter.com/bpS1PCfQzu
— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) October 22, 2019
登録有形文化財になっている仁和寺宸殿を対局室に、豊島将之名人が広瀬章人竜王に挑んでいます。なお対局は、豊島名人が1時間16分の長考の後、66手目を封じ手し初日を終えました。
「仁和寺」は、世界遺産「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」に含まれる寺で、多くの国宝や重要文化財を有しています。
誤答選択肢の「唐招提寺」は、世界遺産「古都奈良の文化財」を構成している、奈良県にある寺です。
また「中尊寺」は、世界遺産「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」を構成する、岩手県にある寺です。