問題の解説
第1問
【その種子を食べすぎると、中毒症状を起こす危険があるとして注意喚起された「鴨脚樹」。ある植物の名前ですが、何と読むでしょう。】
正解は「イチョウ」でした。
例年10月から12月頃にかけて、ギンナンの過剰摂取による、食中毒の相談件数が増加します。そのため日本中毒情報センターから、今年も注意喚起がされています。
イチョウの種子であるギンナンは、一度に多く食べると、嘔吐やけいれんなどの中毒症状を引き起こす場合があります。これは、ギンナンに含まれる有毒成分が、ビタミンB6の働きを妨げるためとされています。
中毒症状を引き起こす成分は熱に強いため、加熱しても毒性がなくなりません。そのため、食べすぎないことが重要です。
さて、イチョウは漢字で「公孫樹」や「鴨脚樹」と表記されることもありますが、目にする機会が多いのは「銀杏」表記ではないでしょうか。また、その種子であるギンナンも、やはり「銀杏」と表記されます。
そこで、おまけのクイズです。大相撲で十両以上の関取が結う髪型「大銀杏」の、読みは何でしょう。
選択肢は、A:「おおいちょう」 B:「だいぎんなん」でいかがでしょうか。正解は、3問目の解説内に記載しています。
第2問
【菓子のビックリマンチョコと、人気漫画『鬼滅の刃』のコラボ商品が発売されることに。ズバリ、その商品名は何でしょう。】
正解は「鬼滅の刃マンチョコ」でした。
菓子メーカーのロッテから、ロングセラーのチョコレート菓子「ビックリマンチョコ」と、現在アニメ映画が社会現象にもなっている『鬼滅の刃』との、コラボ商品が発売されます。
その名も「鬼滅の刃マンチョコ」で、菓子とともに、『鬼滅の刃』の登場人物が描かれた景品シールが封入されます。
想定小売価格は税別100円で、発売開始は11月3日から。シールは全24種類とのことです。
『鬼滅の刃』ファンにはたまらない商品ですね。『鬼滅の刃』愛なら誰にも負けないという方はぜひ、こちらの記事もお楽しみください。
第3問
【ラグビー日本代表が初めて対戦することとなった、近年は4年に一度だけ結成される、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの代表選手で構成される特別編成チームは何でしょう。】
正解は「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」でした。
イギリス、正しくは「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」は、4つの「カントリー(国)」から構成されています。その4つとは、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドです。
ラグビーでは、イングランドとウェールズ、スコットランドはそれぞれ独自の代表チームを構成します。またアイルランドは、北アイルランド(カントリー)だけでなく、アイルランド共和国(イギリスとは別の国)の選手も含めて代表チームを構成します。
ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとは、これら4つの代表チームから選手を選りすぐった、いわばオールスターチームです。4年に一度結成され、南半球のラグビー強豪国に遠征し数戦するのが通例です。つまり、対戦できること自体が名誉だといえます。
2021年、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズは南アフリカに遠征しますが、遠征前に1試合だけ、日本代表と初めて対戦することになりました。
この試合は2021年6月26日、スコットランドで行われます。ちなみに、チケットは2020年11月3日から販売されますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、実際に観客が入場できるかどうかについてはまだ不透明です。
さて、1問目のおまけクイズの正解は、Aの「おおいちょう」でした。ちゃんと正解できたでしょうか?