問題の解説
第1問
【「オシリス・レックス」とは、いったい何の名前でしょう。】
正解は「小惑星探査機」でした。
「アメリカ版はやぶさ」とも呼ばれるNASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星探査機「オシリス・レックス」が21日、小惑星ベンヌに着陸しました。
ベンヌは、地球から3億km以上も離れたところにある、直径500mほどの小惑星です。
オシリス・レックスは、着地に成功したのち岩や砂の採取を試みました。採取に成功したかどうかについては、今後の分析で明らかになる見込みです。
なお、オシリス・レックスの帰還は2023年の予定です。帰還後には、今年12月に帰還する「はやぶさ2」が持ち帰る試料と比較した研究も進むと期待されています。
ところで「オシリス・レックス」の名称ですが、Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security, Regolith Explorerの頭文字に由来します。
第2問
【21日、札幌と旭川で初霜や初氷が観測されました。さて、「初氷」とはどんな意味でしょう。】
正解は「その冬に、初めて氷が張った日」でした。
21日、北海道の札幌市と旭川市で、初霜や初氷が観測されました。
札幌市では、初霜は平年より4日早く、初氷は平年より6日早い観測となりました。また旭川市では、平年より13日遅い初霜となり、平年より6日遅い初氷となっています。
さて「初霜」ですが、その冬に初めて霜が降りた日のことです。
また「初氷」は、その冬に初めて氷が張った日を指します。結氷皿という容器に入れた水が、凍っているかどうかで判断されます。
ちなみに誤答選択肢の「その年に、初めて流氷が見えた日」は、流氷初日です。
第3問
【大学入学共通テストで2025年から、新しい出題教科の追加が検討されています。その教科とは何でしょう。】
正解は「情報」でした。
大学入試センター試験に代わって来年1月から実施される大学入学共通テストについて、2025年からの出題教科や科目の変更が検討されています。
現在は6教科30科目ですが、検討案では「情報」を出題教科に追加して、7教科21科目とする方針です。
「情報」とは、コンピュータに関連する、プログラミングや情報セキュリティなどを扱う教科です。新しい学習指導要領では、高校で「情報」が必修化されています。
ちなみに「情報」の試験は、現状では機器のトラブル発生リスクなどの技術的な課題があることから、パソコンやタブレットではなくペーパーテストで行われる方針です。