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問題の解説

第1問

正解は「千円札」でした。

来年3月18日以降に発行される千円札について、デザインの一部が変更されます。

変更されるのは、表面の「野口英世」直下の記番号(アルファベットと数字の部分)と、同じく表面の「日本銀行券」の上にある記番号で、現在の褐色から、紺色になります。

変更の理由は、記番号に使われるアルファベット3つと数字6ケタを組み合わせた、129億6千万通りを使い果たしてしまうためです。

このような記番号の色の変更は過去にも行われており、現在の「野口英世の千円札」であれば、2011年7月に黒色から現在の褐色へ変更されています。

ちなみに、記番号に使われないアルファベットが2つあります。何と何か、わかりますか?

正解は「I」と「O」です。理由はもちろん、数字の1や0と見間違えやすいため、ですね。

紙幣については次の記事も参考になりますので、深く知りたい方はぜひ。

第2問

正解は「立候補者が多すぎるため、投票用紙が新聞サイズの大きさ」でした。

アフガニスタンでは、治安の悪化を理由に3年近く先延ばしにされていた下院選挙が、今月20日に実施される予定です。

現在でも治安はいいとはいえず、選挙に関連するテロが続発し、これまで10人もの候補者がテロで命を落としています。

この選挙では249の議席に対し2500人以上が立候補しており、首都カブールのあるカブール州選挙区だけでも、800人を超える立候補者が出ています。

そのため同選挙区の有権者は、800人以上の顔写真と公約が書かれた15ページにもなる新聞サイズの投票用紙の中から、わずか1人の候補者を選んで投票するという事態となっています。

投票するだけでも骨が折れそうですが、カブール州では偽装による有権者の水増しなど不正行為が横行し、またタリバン(アフガニスタンのイスラム過激組織)が選挙の妨害を宣言するなど、正常な選挙となるのかさえ見通しが立っていません。

第3問

正解は「ゴジラ座」でした。

NASA(アメリカ航空宇宙局)が、日本生まれの怪獣「ゴジラ」に由来するゴジラ座を、”星座”として認定しました。

しかし、ここでいう”星座”は、国際天文学連合が定義している88星座とはまったく別のものです。

ガンマ線天文学という天体観測の分野では、天体から放出されるガンマ線(放射線の一種)を観測します。そして、ガンマ線を放つ天体をマッピングし、いわゆる星座に見立てて線でつないだものが、今回発表された”星座”となります。

今回、NASAから22の”星座”が発表されました。その中には「ゴジラ座」のほか、「アインシュタイン座」や「シュレーディンガーの猫座」、「エッフェル塔座」、「富士山座」などユニークな星座が並んでいます。

NASAのウェブサイトでは、これら”星座”の絵が確認できますので、興味ある方は覗いてみるのも一興です。

星座といえば、88星座のあるなしを問う、こんな記事もオススメです。

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