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問題の解説

第1問

正解は「カボチャ」でした。

ドイツで「裏庭に不発弾が落ちている」と通報を受けた警察が調べてみると、「爆弾に非常によく似たズッキーニ」(警察発表)だと判明する出来事がありました。黒っぽい見た目や、重さ5キロという大きさから不発弾と誤認したものと思われます。

ところでズッキーニ、見た目はキュウリに近いですが植物の分類上では、ウリ目、ウリ科、カボチャ属の野菜です。

誤答選択肢のキュウリは、ウリ目、ウリ科、キュウリ属の野菜。ゴーヤ(ツルレイシ)は、ウリ目、ウリ科、ツルレイシ属の野菜です。

ちなみに、これらウリ科の野菜には「ククルビタシン」という苦み成分が含まれています。通常は微量しか含まれてないので害はありませんが、まれに含有量の多い(= 異常に苦い)ものも存在します。

ククルビタシンを多く含んだズッキーニを食べて食中毒になった例もありますので、苦いズッキーニやキュウリ、カボチャやメロンなどは食べないのが無難です。ただしゴーヤは別の苦み成分も含んでいるため、判別は難しくなっています。

第2問

正解は「大統領が搭乗中のアメリカ空軍機」でした。

「エアフォースワン」といえば、「空飛ぶホワイトハウス」とも呼ばれる豪華な大統領専用機のイメージが強いですが、これは正しくありません

正しくは、アメリカ合衆国大統領の搭乗時にアメリカ空軍機が使用するコールサイン(識別信号)です。副大統領の場合は「エアフォースツー」がコールサインです。

ですので大統領が大統領専用機以外に搭乗していても「エアフォースワン」と呼ばれますし、逆にアメリカ空軍機以外に搭乗している際には別の呼び名となります。例えば陸軍機なら「アーミーワン」、海軍機なら「ネイビーワン」、民間機なら「エグゼクティブワン」です。

また、大統領が搭乗していない場合には、たとえ大統領専用機であっても「エアフォースワン」とは呼ばれません

突然ですがここで問題です。「もし大統領が搭乗中に、大統領でなくなったらどうなる?」

実はこれ、実際に過去に起きた出来事で、ニクソン大統領が辞任を表明後、次のフォード大統領が就任した瞬間、ニクソン氏は機上の人だったのです。

このため、パイロットが「エアフォースワン」のコールサインを「SAM 27000」(大統領非搭乗時の大統領専用機のコールサイン、当時)に変更した逸話が残されています。

第3問

正解は「6割くらい」でした。

たばこの税負担率は現在でも、税のかかる物品の中では最も高い水準にあり、例えば1箱440円の商品の場合、税負担の合計は277.47円(およそ63.1%)にも上ります。これを1本あたりで計算すると、1本22円のうち、実に13.87円が税金となっている計算です。

ここから、さらに1本あたり3円増やそうとしているのが今回で、これにより2000億円から3000億円の増収が見込まれています。

税負担率を他の物品と比較すると、ガソリンは55.4%、ビールは48.4%、ウイスキーは26.5%と、たばこの税負担率の高さがうかがえます。

一方で世界のたばこ税と比較すると、日本のたばこ税は高いものではありません。ですが低くもありません。

ちなみに国内のたばこにかかる税の内訳には、消費税のほかに、国たばこ税、道府県たばこ税、市町村たばこ税、たばこ特別税があります。

それぞれ国・道府県・市町村(特別税は国)に納められるのですが、「道府県たばこ税?だったら、東京都はどうしてるの?」そんな疑問が湧きませんか?

答えは、普通に東京都でも道府県たばこ税が課されています。同様に、特別区(いわゆる東京23区)では市町村たばこ税が課されます。

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