問題の解説
第1問
【20日、年末ジャンボ宝くじが発売開始されました。1等の当せん金は7億円ですが、2等の当せん金はいくらでしょう。】
正解は「1000万円」でした。
1等が7億円、前後賞とあわせて10億円が当たる年末ジャンボ宝くじが、20日から全国で販売開始しました。あわせて、1等と前後賞あわせて5000万円ながら当せん確率の高い、年末ジャンボミニも販売開始しています。
日本の宝くじは、江戸時代に寺社が販売していた「富くじ」が起源です。
その後、天保の改革で販売が禁じられましたが、第2次世界大戦末期の1945年、戦費調達を目的に「勝ち札」という名で政府から発売されました。続いて、終戦後の同年10月に「政府第1回宝籤」という名称で発売。これが現代の宝くじの原点です。
ちなみに政府第1回宝籤は1枚10円で、1等賞金は10万円でした。戦後の世相を反映して、その他賞品にカナキン(綿織物の一種)や金鵄(たばこの銘柄。現在のゴールデンバット)10本などもありました。
第2問
【19日から欧米でサービス開始した、クラウドを利用したゲームサービス「Stadia」(スタディア)を提供する、大手IT企業はどこでしょう。】
正解は「Google」でした。
Googleは北米と欧州の14か国で、クラウド技術を利用したゲームサービス「Stadia」(スタディア)がサービスを開始しました。
スタディアは、ウェブブラウザのGoogle Chromeとインターネット接続ができる端末があれば、すぐに遊ぶことができます。
米グーグルは19日、14カ国でストリーミングゲーム「Stadia」のサービスを開始する。ソニーと米マイクロソフトが支配する約11兆円規模の市場に挑戦する。 pic.twitter.com/raCrrveADf
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) November 20, 2019
基本無料でソフトを個別に購入する料金プランと、月額9.99ドル(およそ1084円)で一部のゲームが自由に遊べる料金プランがあります。なお、日本での開始日時は未定です。
同様のゲーム配信サービスはマイクロソフトなど数社が予定しており、来年以降の競合が予想されています。
第3問
【近畿日本鉄道の新型車両「ひのとり」の全席で採用された、旅客機や高速バスなどにも採用されている、リクライニング時に後ろに倒れるのではなく、前にスライドするタイプの座席を何というでしょう。】
正解は「バックシェル」でした。
19日、近畿日本鉄道は新型車両「ひのとり」を公開しました。「ひのとり」は大阪難波駅と近鉄名古屋駅を結ぶ新型特急で、火の鳥をイメージした赤色の外観が特徴的です。
ゆったり快適に、新型特急ひのとり公開 近鉄https://t.co/zfCynVFm8a
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 19, 2019
大阪と名古屋を結ぶ新型特急「ひのとり」は、座席間隔は前後が116センチのレギュラーと130センチのプレミアムがある。後ろを気にせずに背もたれを倒せるシートを全席に採用、ゆったりと快適な旅を楽しめるようにした。 pic.twitter.com/0aJEub3bCB
また、日本の鉄道としては初めて全席に、バックシェルやシェル型などと呼ばれる、リクライニング時に前にスライドするタイプの座席を採用しています。
バックシェルでは背もたれが後方に倒れないため、後席に気兼ねすることなく寛げます。近年は旅客機や高速バスでも広く採用されています。