問題の解説
第1問
【3Dプリンターで作る、植物由来の素材で作られたビーガン向けステーキが発表されました。さて、ビーガンとは一般的に次のどちらを意味するでしょう。】
正解は「植物性食品のみを食べる人」でした。
スペインの見本市で、3Dプリンターで作るビーガン向けのビーフステーキが発表されました。
これは、米や豆のたんぱく質と海藻などから作られた素材を、3Dプリンターで肉の形に加工する、というものです。加工は10分ほどで完了し、あとはそのまま焼けば、小さめのステーキが完成します。
3D-PRINTED VEGAN STEAK: No trip to the grocery store needed to prep for this dinner. A Spanish food company is serving up something a little different, using 3D printers to make “meat.” pic.twitter.com/yvhgFh891E
— WHNT (@whnt) 2019年3月1日
動物由来の素材すべてを摂取せず、植物性食品のみを食べる人たちは「ビーガン」に分類されます。
ビーガンはさらに細分化されており、食用以外にも、たとえばシルクやウールといった動物素材の服なども使わない「ビーガン」に対し、食用は禁じるものの利用はOKとする「ダイエタリー・ビーガン」というカテゴリもあります。
また、より厳しいものとしては、収穫してもその植物が死なない食品(みかんなど)のみを食べる「フルータリアン」があります。
ビーガンと混同しやすいものとして「ベジタリアン」がありますが、こちらは肉や魚介類は食べないものの、卵や乳製品は摂取しても良い、という概念になります。
これら分類は日本ベジタリアン協会のウェブサイト記載のものを参考にしていますが、世界的に厳密な定義がされているものではないので、各団体により解釈が異なる場合があります。
第2問
【2日、脳卒中のため電撃引退を発表した、「K-1」や「PRIDE」などで活躍したクロアチア出身の総合格闘家は誰でしょう。】
正解は「ミルコ・クロコップ」でした。
K-1やPRIDEなどで活躍した総合格闘家・キックボクサーの、ミルコ・クロコップ選手が引退を発表しました。
これはトレーニングに起きた脳卒中を受けてのもので、「二度と頭部に衝撃を受けることはできない」として引退を決意しています。
ミルコ・クロコップ選手の本名は、ミルコ・フィリポヴィッチです。「クロコップ」はリングネームになります。同選手は元警察官であるため、出身国と絡めて「クロアチアの警官」という意味で命名されています。
ちなみに、誤答選択肢の「ミルコ・デムーロ」は、JRA(日本中央競馬会)所属の競馬の騎手。「ミルコ・ビエリツァ」は、B.LEAGUEのアルバルク東京に所属する、男子バスケットボールの選手です。
第3問
【3日、東京マラソン2019が開催されましたが、東京マラソンの国内からの参加料はいくらでしょう。】
正解は「10800円」でした。
3日、世界のマラソンの中でもトップレースとなる「ワールドマラソンメジャーズ」の1つに数えられる、東京マラソン2019が開催されました。東京マラソンは、一般市民ランナーと一流ランナーが走る大きなマラソン大会で、今年もおよそ38000人が参加しています。
一般市民ランナーは、抽選倍率12倍という狭き門の抽選を経て、10800円(税込)の参加料を支払うことで走ることができます。ちなみに2020年からは値上がりし、15000円+消費税となる見込みです。
東京マラソンでは、これ以外にも参加する方法があります。それはチャリティランナーになる、という方法です。
東京マラソンのチャリティサイト経由で10万円以上寄付すると先着で参加できるのですが、面白いのが、自ら拠出する以外にクラウドファンディングでも寄付金を募れるところです。
公式のチャリティサイトで意気込みや寄付先などをアピールして、無事に10万円が集まったらマラソンで走れるようになります。
ちなみに何でもクイズにしがちなQuizKnockでは、東京マラソンに関するクイズもあったりします。えらくピンポイントな題材ですが、お時間ある方はぜひ。