問題の解説
第1問
正解は「カーテンに、動く男性の影を投影する」でした。
賃貸マンションで知られるレオパレス21が、ひとり暮らしの女性に向け、新しい防犯システム「Man on the Curtain」を開発しました。このシステムは、スマートフォンをプロジェクターと接続し、カーテンに映像を投影するものです。
映像は動く男性のシルエットで、屋外から窓を見ると、部屋に男性がいるように映ります。このため、同社では犯罪抑止力アップに繋がるとしています。
ちなみに映像のパターンは、ギターを弾く男性や筋トレする男性、バットで素振りする男性やシャドーボクシングする男性など、全部で12種類です。
「投影してる間はスマホ使えなくね?」「そもそも部屋で素振りとかする?昭和?」「隣室の住人が同じ映像流したら不自然じゃね?」と、いろいろツッコミどころはありますが、発想自体は面白く、防犯対策してますアピールにもなりそうです。
第2問
正解は「3回目」でした。
29日、韓国と北朝鮮が閣僚級の会談を行い、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による南北首脳会談を4月27日に開催することで合意しました。
南北首脳会談が開かれるのは、2007年に行われて以来、3回目となります。南北が分断したのは1948年ですから、今回を含め70年間で3回しかない歴史的な出来事です。
2000年に行われた最初の南北首脳会談では、初めての南北共同声明が韓国と北朝鮮から同時に発表されるなど、大きな成果を上げました。この功績で、当時の韓国大統領であった金大中(キム・デジュン)はノーベル平和賞を受賞しています。
ちなみに過去の南北首脳会談では、2000年には3トンの、2007年には4トンのマツタケが、会談の終了後に北朝鮮から韓国へ贈られています。
マツタケの旬はまだ先ですが、今回は果たしてマツタケが贈られるのか、量はどうなのか、その辺りに注目するのも面白そうです。
第3問
正解は「ダークマター」でした。
ダークマター(暗黒物質)とは、宇宙に大量に存在するとされている物質です。宇宙の約4分の1を構成すると推定され、目に見えないものの質量はあります。
しかし、地球から約6500万光年離れた所にある銀河「DF2」を観察していた天文学者が、ダークマターの存在しない銀河を発見し、科学誌ネイチャーに論文を発表しました。
従来は宇宙の構造に不可欠と考えられていたダークマターですが、存在しない銀河が登場したことで、天文学者に新たな謎が突きつけられた形となりました。
ちなみに誤答選択肢ですが、「デオキシス」はDNAポケモン、「グライオン」はキバさそりポケモンの名前です。ダークマターとは何の関連性もありません。