問題の解説
第1問
【2020年度から使われる小学校の教科書の、検定結果が公表されました。現行の教科書と比べて教科書のページ数は、平均してどうなったでしょう。】
正解は「ページ数は増えた」でした。
文部科学省から、2020年度から使われる小学校の教科書の検定結果が発表されました。
今回から、小5、小6で教科化される英語の教科書が、初めて登場しています。また算数や理科では、今回から必修となるプログラミングが取り上げられています。
また多くの教科書で対話形式の指導が盛り込まれているため、全教科の平均ページ数は、前回の検定に比べて10%増えています。
ちなみに、いわゆる「ゆとり教育」が行われていた平成17年度の検定結果と比べると、今回検定のページ数は60%以上の増加となるようです。
第2問
【来月から囲碁のプロ棋士になる13人が会見を開きましたが、中でも注目を集めている仲邑菫さんとは、どのような人物でしょう。】
正解は「史上最年少となる、10歳0か月のプロ棋士」でした。
26日、囲碁の免状授与式が行われ、来月1日付けでプロ入りする囲碁の棋士13人に、免状が手渡されました。
将来を期待される13人の新人の中でも、ひときわ大きな注目を集めたのは、史上最年少となる10歳0か月でプロ棋士となった、仲邑菫さんでした。
【「世界で戦える棋士に」 仲邑菫さんらにプロ入り免状】
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2019年3月26日
4月1日に史上最年少の10歳0カ月で囲碁のプロ棋士となる仲邑菫さんらへの新入段者免状授与式が日本棋院で行われ、記者会見に臨んだ仲邑さんは「世界で戦える棋士になる」と抱負を話しました。 #囲碁
詳しくは⇒https://t.co/3MXesSTotE pic.twitter.com/J2985dAUkM
また女流棋士採用試験で1位の成績を収めプロ入りを果たした上野梨紗さんも、史上3番目の若さとなる12歳9か月で、若い才能が注目された今回の免状授与式となりました。
第3問
【日本初の民間ロケット発射場が建設されることが決まった、本州最南端の町としても知られる串本町があるのは、何県でしょう。】
正解は「和歌山県」でした。
国内の小型ロケット打ち上げサービス企業、スペースワン社が、日本初となる民間ロケット発射場を和歌山県串本町に建設すると発表しました。
2019年内には着工予定で、21年度の運用開始を想定しており、以降は年間20機の打ち上げを目指すとしています。
ロケット発射場の選定には「発射予定地点から1km圏内が無人であること」「(打ち上げる)南や東の方向に陸地や島が無いこと」などの条件があり、これらを満たす串本町が選ばれました。
ちなみにロケットの打ち上げは、東に向けて行われることが多くなります。これは打ち上げに要するスピードをより効率的に獲得するため、地球の自転速度を利用するのが狙いです。
ただし、すべてが東に向けて打ち上げられる訳ではなく、ロケットの用途や地理的な理由により、東以外の方向に打ち上げられるケースもあります。