問題の解説
第1問
【柔道の日本代表の「愛称」が決まりました。さて、何ジャパンとなったでしょう。】
正解は「ゴジラジャパン」でした。
全日本柔道連盟から、柔道日本代表の愛称が「ゴジラジャパン」に決まったと発表されました。ゴジラジャパンは、男女共通の愛称となります。
日本の伝統武道である柔道と、日本生まれで国際的にも知名度の高いゴジラのコラボレーションとなりますが、男子ゴジラジャパンを指揮する井上康生監督は、「最強を目指す上でのモチベーションになることは間違いない」とコラボを歓迎しています。
柔道 日本代表の愛称は「ゴジラジャパン」
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月19日
「ゴジラ」の力強さが柔道のイメージと一致し、同じ日本発祥であることなどから決めたということです。https://t.co/BOpX4oXxKw pic.twitter.com/rEkj4MZjjB
今後は東宝と連携し「ゴジラジャパン」の普及に当たるそうで、今夏、日本武道館で開催される世界選手権では、ゴジラのロゴが入った代表ジャージもお目見えする予定です。
これは筆者の個人的な感想ですが、オリンピック競技のイメージが強いアマチュアスポーツを応援する中で、特定企業の商品名が用いられるのは少し抵抗があるのですが……。
第2問
【19日、IT大手のGoogleが発表した「STADIA」というサービスは、どんなサービスでしょう。】
正解は「いろんな端末からゲームが遊べるサービス」でした。
IT大手のGoogleは、クラウドベースのゲームプラットフォーム、「STADIA」を正式発表しました。
従来のゲーム機やスマホのゲームだと、ゲーム内の処理はゲーム機やスマホなど端末が多くを行います。このため、複雑な計算やきれいなグラフィックなど負荷の高い処理を行うには、端末の性能が重要視されます。
しかし「STADIA」では、ゲームの処理はGoogleのサーバー内で行われます。端末の性能は大きく問われないため、ネット回線さえあればパソコンやスマホだけでなく、テレビでもプレイが可能となります。
このようなサービス自体は他でも行われていますが、世界的企業のGoogleが始めることで、世界のゲームの標準になる可能性が高いと見られます。
しかし残念ながら現時点では、日本での「STADIA」サービス開始は未定とのこと。アメリカ、カナダの北米と、イギリスを始めとするヨーロッパを対象に、年内にもサービス開始予定です。
ちなみに、誤答選択肢の「動画の撮影から編集、配信までを簡単に行えるサービス」も実は当たらからずも遠からずで、「STADIA」ではボタン1つで、Google傘下のYouTubeからゲームのプレイ動画が配信可能です。
第3問
【20日、事件発生から24年となった地下鉄サリン事件ですが、サリンが散布された鉄道の、現在の愛称は次のどれでしょう。】
正解は「東京メトロ」でした。
1995年に起きた地下鉄サリン事件から、20日で24年となりました。現場となった東京メトロの6駅には献花台が設けられ、遺族らが犠牲者を追悼しました。なお、教団の元幹部らの死刑が執行されてから、初めて迎える命日となります。
地下鉄サリン事件は、オウム真理教の信者らが、営団地下鉄(現在の東京メトロ)の複数の路線で、化学兵器にも使われる神経ガスのサリンを散布したという前代未聞のテロ事件です。
犯行はラッシュアワーである平日の午前8時過ぎに行われたため、死者13人、負傷者およそ6300人という、未曽有の被害が出ています。
誤答選択肢の「東京さくらトラム」は、都電荒川線の愛称です。一部区間は、いわゆる路面電車として走行しています。
また「東京モノレール」は、その名の通り東京を走るモノレールの愛称で、東京都心と羽田空港を結びます。開業したのは1964年9月、つまり東京オリンピックに向けて建設されました。