問題の解説
第1問
【この4月から一部の国名の正式な日本語表記が変更されますが、その中の1つ、島国のセントクリストファー・ネービスが浮かぶのは、どの海でしょう。】
正解は「カリブ海」でした。
在外公館名称位置給与法が改正され、今年4月から3つの国について、日本国内での正式な表記が変更されます。
在外公館名称位置給与法とは、在外公館の日本語での名称やその位置、またそこで勤務する公務員の給与などを定めた法律です。この法律で定められた国名は、その他の法律などでも正式な国名として使われます。
今回、表記が変更されるのはスワジランド(変更後:エスワティニ)、セントクリストファー・ネーヴィス(変更後:セントクリストファー・ネービス)、カーボヴェルデ(変更後:カーボベルデ)です。
エスワティニは、2018年4月に国名自体が変更されたことに伴う変更。残りの2つは、「ヴ」の使用をやめるという方針での変更となります。
実は平成15年にあった同法の改正時に、「ヴ」を用いた国名表記のほとんどは変更(ヴェネズエラ→ベネズエラなど)されています。しかし今回の2国だけは、なぜか変更されずに「ヴ」が残っていました。
第2問
【昨年は流行語にもなった「そだねー」の商標登録出願が却下されました。さて、平昌五輪でカーリング日本代表女子チームが獲得したメダルは何色でしょう。】
正解は「銅」でした。
昨年の流行語にもなった、平昌五輪のカーリング日本代表女子チームの「そだねー」は、5つの団体、個人から商標登録の出願がなされました。
これら出願のすべてについて、特許庁が出願を却下する通知書を送付していたことが明らかになりました。
却下の理由ですが、「そだねー」が有名になり過ぎたため、特定の団体に独占させることは困難になったから、としています。
そんなカーリング日本代表女子チームが平昌五輪で獲得したのは、銅メダルです。およそ1年前の出来事になりますが、皆さんは覚えておられましたか?
第3問
【16日のダイヤ改正により、「8時ちょうど」に発車する「あずさ2号」が消滅します。さて、1977年に『あずさ2号』が大ヒットした、兄弟デュオは誰でしょう。】
正解は「狩人」でした。
男性兄弟デュオ、狩人のデビュー曲『あずさ2号』は1977年の大ヒット曲です。そのサビに登場する「8時ちょうどのあずさ2号」が、16日のJR東日本のダイヤ改正により消滅します。
「あずさ」は、主に東京都の新宿駅と長野県の松本駅を結ぶ特急列車です。曲が発表された1977年当時は、新宿駅と松本駅から出発する、午前8時0分発の「あずさ2号」が存在していました。
以降のダイヤ改正で「8時ちょうどのあずさ2号」は一度消滅しましたが、2016年のダイヤ改正により復活。しかし今回のダイヤ改正により、再び消えてしまうことになりました。
誤答選択肢の「ザ・ピーナッツ」は、1950年代から70年代にかけて活躍した、双子の女性デュオです。代表曲に『恋のバカンス』などがあります。
また「カーペンターズ」は、1970年代から80年代にかけて活躍した、アメリカの兄妹デュオです。『イエスタデイ・ワンス・モア』や『トップ・オブ・ザ・ワールド』などの代表曲は、日本でもおなじみですね。