問題の解説
第1問
【2020年東京オリンピック・パラリンピックで競技が行われる会場のうち、東京から最も遠い会場は、どこにあるでしょう。】
正解は「北海道」でした。
プロ野球、パ・リーグの来シーズンの日程が発表されました。
来年は東京オリンピック・パラリンピックが控えていますが、日本ハムが本拠地とする札幌ドームは五輪のサッカー男女の競技会場となっており、開催期間中は使用できません。
このため、その間の日本ハム主催試合は、東京ドームや各地の地方球場で開催されることになりました。
さて2020年東京五輪ですが、開催都市の東京都以外にも、競技会場は広がっています。札幌ドーム(サッカー)の他、福島あづま球場(野球・ソフトボール)や宮城スタジアム(サッカー)、富士スピードウェイ(自転車競技)など、首都圏から離れた会場もあります。
ちなみに、ここで登場した「首都圏」という言葉、広義には「東京とその周辺地域」のような意味ですが、法律上は定義されています。
「首都圏」は「首都圏整備法」で、「東京都の区域及び政令で定めるその周辺の地域」と定められており、「その周辺地域」についても「首都圏整備法施行令」で、「埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県及び山梨県の区域とする」となっています。
つまり法律上、首都圏とは「東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県」の1都7県を指します。
第2問
【ネーミングライツ(命名権)により、岡山市のとある公共施設の愛称が「YOU+TAS」(ヨータス)に決まりました。さてヨータスとは、どんな公共施設でしょう。】
正解は「公衆トイレ」でした。
岡山市が、同市北区にある下石井公園の公衆トイレについて、ネーミングライツ(命名権)の募集を行いました。
その結果、株式会社アクタスが命名権を取得し、「トイレを済ます」を意味する慣用句「用を足す」と社名とをかけあわせた、「YOU+TAS」(ヨータス)に決まりました。
公衆トイレ命名権取得、愛称を「ヨータス」にhttps://t.co/Vr2M7fFXp9#経済
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) July 28, 2019
ビルメンテナンスなどを行う同社は、命名だけでなく、週5回の見回りや清掃なども行うとのことです。
第3問
【岡山理科大で、ラーメンの残りスープからバイオディーゼル燃料(BDF)を作る研究が行われています。さて、より多くのBDFが得られるのは、どちらのラーメンでしょう。】
正解は「背脂豚骨系」でした。
岡山理科大の准教授が行っている、ラーメンのスープから生物由来の燃料を作る研究が話題となりました。
カップ麺などでは、食べた後にスープが残ることも多くありますが、スープの油分からバイオディーゼル燃料(BDF)を生み出すことで、廃棄物を減らし地球環境保護にもつながるそうです。
研究では、様々なカップ麺の残りスープで実験を重ねているそうで、BDFは背脂豚骨系が最も多く得られ、また粉末スープより液体スープの方が多く得られるとのことです。
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