問題の解説
第1問
【「ミーシャ」「コビー」「ウェンロック」「ヴィニシウス」「ミライトワ」といえば、何の名前でしょう。】
正解は「夏季オリンピックのマスコット」でした。
1980年に開催されたモスクワオリンピックのマスコット、「ミーシャ」を考案したビクトル・チジコフ氏が亡くなりました。84歳でした。
ロシアのイラストレーターで、1980年モスクワ五輪のマスコット「ミーシャ(Mishka)」を考案したビクトル・チジコフ氏が20日、死去した。84歳だった。https://t.co/1a52r37rKa
— AFPBB News (@afpbbcom) July 21, 2020
ミーシャは、クマをモチーフとしたオリンピックマスコットで、様々なグッズが商品化され、世界的に人気となりました。
日本でも、オリンピック機運を高めようと、1979年から1980年にかけて『こぐまのミーシャ』のタイトルで、アニメ化されています。
ちなみに日本は、アメリカなど多くの国とともに、肝心のモスクワオリンピックをボイコットしています。
設問にある「コビー」は1992年のバルセロナ大会、「ウェンロック」は2012年のロンドン大会、「ヴィニシウス」は2016年のリオ大会、「ミライトワ」は延期となった2020年東京大会の、オリンピックマスコットです。
第2問
【「Go To トラベル」に続き、早ければ8月下旬にも実施される予定の、飲食業の需要喚起キャンペーンを何というでしょう。】
正解は「Go To イート」でした。
新型コロナウイルスの感染拡大で甚大な影響を受けている飲食業に対し、食事券などの付与で需要を喚起する「Go To イート」キャンペーンについて、農林水産省は21日、委託先の公募を始めました。
同キャンペーンは、旅行需要を目的とした「Go To トラベル」に続く官民一体型のキャンペーンで、およそ2000億円が事業費として計上されています。
Go To イートでは、「購入額に25%のプレミアを上乗せした食事券の販売」や、「ネット予約での食事時に、次回以降に使える食事券の付与」といった支援が行われます。
実施は、早ければ8月下旬にも始まる見込みですが、全国一律ではなく、地域ごとに開始されることになります。
また、Go To トラベルでは東京都が除外されましたが、Go To イートでは除外されないとのことです。
第3問
【17日、イギリスの気象庁が、「あるもの」が気象レーダーに映っている様子をSNSに投稿しました。レーダー上で雨雲のように見える、「あるもの」とは何でしょう。】
正解は「羽アリ」でした。
イギリスの気象庁に相当するMet Officeがツイッターに、羽アリの大群をとらえた気象レーダーの画像を投稿しました。
投稿には、まるで雨雲のように映る羽アリが、イギリスの南東部の海沿いで広がる様子が映し出されています。
It's not raining in London, Kent or Sussex, but our radar says otherwise...📡
— Met Office (@metoffice) July 17, 2020
The radar is actually picking up a swarm of #flyingants across the southeast 🐜
During the summer ants can take to the skies in a mass emergence usually on warm, humid and windless days #flyingantday pic.twitter.com/aMF6RxR943
このように多くの羽アリが一斉に現れるという現象は、イギリスでは珍しいものではなく、「Flying Ant Day」との名称で知られています。
これは交尾のためのもの(婚姻飛行)で、気温や風速などの条件により各年で発生時期は異なりますが、おおむね6月から9月に発生するようです。
そのため、テニスのウインブルドン(6月下旬から7月半ばに開催される)でも、多くの羽アリにプレイが妨害されることがあります。