問題の解説
第1問
正解は「沖縄県」でした。
コンビニ大手のセブン-イレブンが2019年秋、沖縄県に出店することが発表されました。
2018年6月現在、セブン-イレブンは46都道府県に店舗がありますが、唯一の「空白県」である沖縄進出により全国制覇を果たすことになります。
誤答選択肢の「鳥取県」は、現在の店舗数が27店で沖縄県に次ぐワースト2位となっています。
また「高知県」の店舗数は41店で、ワースト3位です。以下、島根県(55店)、福井県(68店)、青森県(74店)と続きます。
ちなみに店舗数が多い都道府県は、東京都(2663店)、神奈川県(1408店)、大阪府(1209店)です。トップ3の順位は、国勢調査の人口順位と同じですね。
第2問
正解は「路上」でした。
2019年、日本でラグビーのワールドカップが開催されます。2018年7月5日現在、出場20か国のうち、17か国までは決定しています。
残る3枠を争い予選が行われていますが、アフリカ地区予選のためにチュニジアを訪れたジンバブエ代表チームが、路上で一夜を明かす事態となっています。
You thought Kenyan rugby had problems? You are wrong. Zimbabwe Rugby Team Sleeps In The Streets In Tunisia for lack of proper accommodation. On arrival in Tunisia, they were forced to pay for their own VISAs. pic.twitter.com/51PY0Jf4pU
— Abraham Mutai (@ItsMutai) 2018年7月3日
この経緯ですが、ジンバブエ代表チームは、降り立った空港で行き違いがあり、まず空港内で6時間ほど足止めされました。
その後、ホテルに案内されましたがホテルの水準が低かったために、抗議の表明として、選手たちは路上に宿泊しました。
これを受けて、チュニジアのラグビー協会とアフリカのラグビー連盟は、ジンバブエ代表チームに謝罪しています。なお、チュニジアとジンバブエの試合は7日に開催予定です。
第3問
正解は「避難指示」でした。
防災アプリなどで表示される避難情報には、大きく3種類があります。
1つめは「避難準備」または「避難準備・高齢者等避難開始」です。特に避難に時間のかかる要配慮者について、早めの避難を勧めるものです。
3種類の中では最も弱いものですが、土砂災害などの危険性が高い区域では突発的な変化で危険度が急激に増すこともあるため、「避難準備」であっても避難を考慮する必要があります。
2つめは「避難勧告」です。予想される災害に応じた指定緊急避難場所へ、速やかに避難するよう勧めるものです。
ただし、避難場所への移動が逆にリスクになると判断される際には、近隣の安全な場所や、屋内でより安全な場所に移動することが推奨されています。
3つめが「避難指示」または「避難指示(緊急)」で、これが最も強い避難情報です。
すでに災害が発生していてもおかしくない状況であるため、早急な避難が求められます。ただし、避難場所への移動が危険と判断される際には、やはり近隣の安全な場所や、屋内でより安全な場所での安全確保が勧められています。
いずれの避難情報も法的な強制力はありませんが、自らの命に関わるものですので、冷静な判断で適切に行動するよう心がけましょう。
と書いている現在も、京都在住の筆者の携帯には10数分おきに「避難指示」が届いていますので、今日の朝Knockはこの辺で失礼します。