問題の解説
第1問
正解は「俳優のセリフが字幕表示される」でした。
劇団四季が、観劇用の眼鏡型ディスプレイ「字幕グラス」を導入し、話題となっています。
これは、透明な眼鏡をかけて舞台を見ると、俳優のセリフに合わせて字幕が宙に浮かんでいるように表示されるというものです。
対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語で、外国人観光客や聴覚に障がいを持つ方がこれまで以上に舞台を楽しめる、画期的なシステムですね。
劇団四季は、年間3000回以上の公演を行う日本屈指の劇団です。大掛かりな舞台装置や作品のクオリティに定評があります。代表作の『ライオンキング』や『キャッツ』などは、名前を知ってる方も多いのではないでしょうか。
第2問
正解は「山下泰裕(柔道)」でした。
平昌(ピョンチャン)五輪のフィギュアスケート男子で優勝し、2大会連続金メダルの偉業を達成した羽生結弦選手に国民栄誉賞が授与されました。
授与式は首相官邸で行われ、羽生選手は安倍首相から表彰状や盾を受け取りました。また受賞者に贈られることが通例の記念品については、自分だけで獲れたメダルではないとして、辞退しています。
羽生結弦に国民栄誉賞 個人では最年少 https://t.co/uzqn80xZoz pic.twitter.com/4TUT8o4bvG
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年7月2日
23歳6か月での受賞は、個人としては最年少での受賞となります。これまでの個人最年少受賞者は柔道の山下泰裕選手で、27歳4か月での受賞でした。
ちなみに団体受賞を含めると、サッカー女子日本代表の岩渕真奈選手が18歳5か月で受賞しています。また誤答選択肢の2人は、それぞれ28歳で受賞しています。
第3問
正解は「緑色」でした。
人気番組『笑点』の5代目司会者として広く知られている落語家の、桂歌丸さんが亡くなりました。81歳でした。
人気演芸番組「笑点」で長く親しまれた落語家で落語芸術協会会長の桂歌丸さんが2日午前、亡くなりました。写真は2016年に「笑点」の司会交代の記者会見で笑顔を見せる #桂歌丸 さんです。
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2018年7月2日
写真特集で→https://t.co/a9a1bJCpkK pic.twitter.com/XYckikmpgZ
『笑点』は1966年から続く長寿番組ですが、桂歌丸さんは放送開始当時から大喜利メンバーとして出演しています。2006年に番組の司会へ転向、そして2016年に勇退してからも「終身名誉司会」として番組に関わって来られました。
大喜利メンバーはそれぞれ、色紋付(いろもんつき)と呼ばれるあざやかな色の着物で登場しますが、桂歌丸さんのカラーは一貫して緑系統の色でした。大喜利メンバーだった頃には明るい緑、司会者転向後は深い緑です。
また、落語家としては古典落語を中心に活動しており、『つる』や『後生鰻』といった演目を十八番としていました。