問題の解説
第1問
正解は「月餅」(げっぺい)でした。
7月17日は「世界絵文字デー」でした。これに合わせアップル社では、年内に追加予定の新しい絵文字のデザイン70種類を発表しました。
髪型が多様化、ロブスターに月餅も アップルが新しい絵文字披露 https://t.co/ck1DubWsRT
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) 2018年7月17日
人物の髪形や髪色のバリエーションが増えていたり、月餅やカンガルーといった国際色を感じる図案が増えています。
さて、ここで追加のクイズです。「世界絵文字デー」は、どうして7月17日なのでしょうか。
正解は、「アップル社のカレンダーの絵文字の日付が、7月17日だから」でした。
では、そもそも絵文字の日付がどうして7月17日になったのでしょうか。
これにも理由があって、アップル社のカレンダーアプリ「iCal」が発表されたのが、2002年の7月17日だったからです。
第2問
正解は「増える」でした。
17日、参議院の議員定数を6増やす公職選挙法改正案が、衆議院の特別委員会で可決されました。これにより、衆院本会議での可決、成立も確定的となっています。
6増の内訳ですが、埼玉選挙区の定数が2増えます。残り4枠は、今回新たに導入される比例代表での「特定枠」となります。
現在の比例代表制では、例えば政党Aから10人の当選者が出る場合、その10人は個人票の多かった人から順に選ばれるという「非拘束名簿式」を採用しています。つまり、比例代表とはいえ当選結果に民意が反映されやすくなります。
しかし「特定枠」は、個人票の数に関係なく優先して当選できる枠となります。政党がつけた順番で当選者が決まる、「拘束名簿式」となります。
第3問
正解は「新START」でした。
フィンランドの首都ヘルシンキで、およそ1年ぶりとなる米ロ首脳会談が行われました。
シリア問題やロシアの元スパイ暗殺疑惑などから「冷戦以降最悪」ともいわれる米ロ関係を反映して、個々の問題には深入りせず、両国間の関係改善に重きを置いた会談となりました。
核軍縮問題では、ロシア側から新STARTの期間延長が提案されています。一方で、アメリカ側の新START遵守状況について、柔らかく批判をしています。
新START(New Strategic Arms Reduction Treaty)は、第一次戦略兵器削減条約(START I)失効後の2011年に締結された、米ロ間における核兵器の軍縮に関する条約です。
しかし2021年に条約の期限が切れるために、期間の延長は焦点となっていました。