問題の解説
第1問
正解は「針は進んだ」でした。
「世界終末時計」とは、人類の滅亡を午前0時に例え、滅亡の危険性が高まると針が進み、危険性が低下すれば針が戻るという表現で、現在の世界の危険性を象徴的に表します。
発表された今年の「世界終末時計」は、去年と比べて針が30秒進み、終末まで”残り2分”となりました。”残り2分”は、米ソが水爆実験に成功した1953年に並ぶ危険度です。
この要因としては、北朝鮮による核開発に加えて、トランプ米大統領の過激な言動などが挙げられています。
米ソ冷戦時代初期の1947年に”残り7分”から始まり、冷戦が終わりソ連が崩壊した1991年には”残り17分”まで針が戻っていますが、2010年以降は針が戻っていません。
第2問
正解は「THE ALFEE」でした。
大阪国際女子マラソンが行われ、マラソン初挑戦の松田瑞生(まつだ・みずき)選手が、2時間22分44秒で優勝しました。
松田選手は日本陸連の規定タイムをクリアしていたため、「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGS)の出場資格も手にしています。
また、2位の前田穂南(まえだ・ほなみ)選手、3位の安藤友香(あんどう・ゆか)選手も、MGS出場資格を獲得しています。
なお、MGSとは、指定のレースで特定の条件をクリアした選手だけが参加できる、その名の通りマラソンのチャンピオン大会です。
2020年東京オリンピックのマラソン代表枠3枠のうち2枠が決定されるという重要な大会でもあり、開催は2019年の秋以降の予定です。
第3問
正解は「価格は上がった」でした。
仮想通貨の大手取引所「コインチェック」への不正アクセスにより、580億円相当の仮想通貨NEM(ネム)が流出して、大きな問題となっています。
「コインチェック」から大量流出があったのは、26日の午前2時57分です。この直前となる午前1時時点での1XEM(ゼム)の価格は、103.773円でした。
「コインチェック」が不正に気づいたのは11時25分で、以降、入出送金を停止するなどの措置を取った後の26日17時には、1XEMが88.456円にまで値を下げました。
しかしその後は反発し、28日1時の時点で1XEMが113.274円まで値を上げています。流出直前よりも高値になっていますね。
ちなみに、「NEM」の表記と「XEM」の表記が混在していますが、「NEM」は通貨名、「XEM」は通貨単位という違いがあります。
例えば「ビットコイン」「アメリカドル」は通貨名、「BTC」「USD」は通貨単位です。なので「NEMを100XEM買った」という文章があれば、「NEM(という通貨)を100XEM(という数)買った」という意味になります。
参考サイト:みんなの仮想通貨