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問題の解説

第1問

【ポケットベルが数字しか送れなかった時代の、次の数列によるやり取りは一般的に、誰と誰のものだと想定できるでしょう。 「33417」「10391101」】

正解は「恋人同士」でした。

1980年代から90年代にかけて大流行した、ポケットベル(ポケベル)のサービスが終了することになりました。

ピーク時には契約件数が1000万件を超えるほどの人気でしたが、近年は携帯電話やスマートフォンの普及で、契約者数が大きく減少していました。

ポケベルとは元々、発信者から連絡があったことを伝えるだけの受信専用の装置でした。フードコートで注文後に手渡される、呼び出しベルみたいな物ですね。

それが時代の変遷とともに、数字を送受信できるようになり、50音やアルファベットに対応し、絵文字や漢字に対応し、と現在のメールに近い形へ発展していきます。

ブームとなったのは、数字が送受信ができるようになった頃。当時は若年層を中心に、数字で語呂合わせの暗号文を作り送り合う遊びが流行しました。

設問の「33417」は、「さ(3)み(3)し(4)い(1)な(7)」。「10391101」は、「い(1)ま(0)す(3)ぐ(9)あい(1)た(10)い(1)」と読み解きます。

第2問

【「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され「そだねー」が大賞を受賞しましたが、2017年の大賞は何だったでしょう。】

正解は「忖度」でした。

年末恒例となっている、今年の世相を反映した言葉を選ぶ「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。

今年の大賞となったのは、平昌(ピョンチャン)オリンピックで銅メダル獲得の活躍をしたカーリング女子日本代表チームの、「そだねー」に決まりました。

またトップ10には、「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」が選ばれています。

過去3年の大賞を振り返ってみると、2017年は「忖度」「インスタ映え」の2つ。2016年は「神ってる」。2015年は「爆買い」「トリプルスリー」となっています。どれも懐かしいですね。

なお、誤答選択肢の「屈葬」が流行したのは縄文時代ですので、去年の大賞には選ばれようがないですね。

第3問

【来年1月から石油輸出国機構(OPEC)を脱退することになった「カタール」について、正しい説明はどれでしょう。】

正解は「2022年サッカーW杯の、開催予定地である」でした。

カタールが、石油輸出国機構(OPEC)からの脱退を正式に発表しました。脱退は、2019年1月からとなります。脱退の理由については、現在の石油中心の生産から、液化天然ガス(LNG)中心の生産にシフトするためとしています。

OPECは、中東や南米、アフリカの産油国で構成された、産油国の安定的な利益を守ることが目的の組織です。

石油の生産量や石油価格の調整を担っており、過去にはオイルショックを引き起こすなど強い影響力がありましたが、近年はアメリカやロシアなどOPEC非加盟国の原油生産が伸びており、影響力は弱まっています。

カタールは、OPEC加盟国としては少ない産油量ですので、脱退を機に生産量を増やしたとしても、その影響は限定的と見られています。

誤答選択肢のブルジュ・ハリファがあるのは、アラブ首長国連邦のドバイ。メッカがあるのは、サウジアラビアです。

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