今週の注目ワード
「吉野ヶ里遺跡」
今年(2023年)4月、佐賀県の吉野ヶ里遺跡で、弥生時代後期(邪馬台国が存在したとされる時期)の石棺墓(石でできたお墓)が発見され、6月現在、この石棺墓の調査が行われています。
ふたの全長は約2.3mほどと、これまで同遺跡で見つかった石棺墓のものと比べても大きく、また墓の内側からは、赤い顔料が使われた跡が見つかっています。
これらの発見から今回見つかった石棺墓は、「弥生時代後期の有力者の墓」である可能性を秘めています。
邪馬台国の所在地については「畿内説」や「九州説」が唱えられており、はっきりとわかっていません。
吉野ヶ里遺跡は「九州説」を裏付ける場所のひとつとして挙げられており、調査結果次第では邪馬台国の所在地論争に大きな影響を与えるかもしれません。
来週もまた、遊びにきてくださいね。
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