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前ページ:はじめから挑戦したい方はこちらへ! 以下は問題の答えと解説です。

答えと解説

正解は「群馬県」でした!

ヒント1:移住希望地ランキング1位

認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」が2009年から調査を行っている「移住希望地」アンケート(窓口相談者が対象)で、今年(2025年)初めて群馬県1位を獲得しました。

昨年まで4年連続1位だった静岡県を抜いての1位獲得です。

理由としては「首都圏からのアクセスの良さ」「自然環境の豊かさ」「生活費の安さ」などが挙げられています。

例えば、県内の主要なターミナル駅であるJR高崎駅から東京駅の間であれば新幹線で1時間程度、在来線でも2時間程度で行き来できる距離で、都内への通勤も可能な範囲内。自然環境の面では県土の3分の2が山岳地帯に位置していて、登山やハイキングはもちろん、冬にはスキーを楽しむこともできます。

▲谷川岳とゲレンデ

これらの要素に加えて、総務省が調査する都道府県別の物価水準では最も低い値を記録していて、生活コストの削減を図れます。こうした背景を受けて、移住先の有力な候補として挙げられているようです。

ヒント2:「ハーゲンダッツ」の工場

高級アイスとしておなじみ「ハーゲンダッツ」の工場と「チョコモナカジャンボ」などのアイスで知られる森永製菓グループの工場(子会社の「高崎森永」が所有)は、いずれも群馬県に所在しています。

「ハーゲンダッツ」の工場はアメリカ・フランス・日本の3カ国にしかなく、国内向けの製品はすべて群馬県で生産されています。ちなみに、「チョコモナカジャンボ」は群馬県のほかに、神奈川県佐賀県の工場でも製造されています。

アイスの迅速な輸送を支えているのが群馬県の恵まれた道路交通網。東京(練馬)と新潟を結ぶ関越自動車道や長野方面の上信越自動車道、群馬・栃木・茨城の3県をつなぐ北関東自動車道などが県内を通過しています。

ちなみに、出荷額第1位はお隣の埼玉県で、「ガリガリ君」を製造する赤城乳業などが工場を構えています。

ヒント3:草津温泉と郷土かるた

草津温泉群馬県吾妻郡草津町の温泉で、岐阜県の下呂温泉、兵庫県の有馬温泉とともに日本三名泉のひとつに数えられています。

強い酸性の温泉は殺菌作用が高く、群馬県の郷土かるた・上毛かるたでは「草津よいとこ 薬の温泉いでゆ」と詠まれています。温泉街の中心にある「湯畑」や、約50℃の熱い源泉を冷ますためにはじめられたとされる「湯もみ」でも有名ですね。

▲湯気が上がる湯畑

群馬県には草津温泉のほかにも、長い石段が名所となっている伊香保いかほ温泉や4万の病を癒やすとされる四万しま温泉、温泉マーク発祥の地とされる磯部いそべ温泉など数多くの温泉が位置しています。

今回の3ヒントクイズでは一部しか取り上げることができませんでしたが、群馬県には魅力がまだまだあります。鉄道も好きな私にとっては、SL蒸気機関車)が高頻度で運行されていることも魅力です。

▲JR横川駅(安中市)に停車中のSL

また、「チョコモナカジャンボ」や「ハーゲンダッツ」のほかにも、まるか食品の「ペヤング ソースやきそば」やマンナンライフの「蒟蒻畑こんにゃくばたけ」はすべて群馬県から出荷されています。

ぜひ皆さんの生活の中にある群馬県を探してみてください!

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この記事を書いた人

田又春哉

京都府立大学3年の田又春哉(たまた・はるや)です。群馬県太田市出身。歴史地理学を学んでいます。京都府立大学クイズ研究会「桂葉会」で会長としてクイズを楽しんでいます。好きなものは群馬県と旅行。

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