Q.1:下のメダカは?
メダカのオスとメスを見分けるときには、ひれに注目します。オスの背びれは付け根に切れ込みがあるのに対し、メスの背びれには切れ込みがありません。尻びれに注目すると、オスの尻びれは四角い形になっていますが、メスの尻びれは小さく、三角形のような形になっています。
▲メダカを見るときは「ひれ」に注目
Q.2:「働きアリ」や「働きバチ」は?
子育てやえさの調達などを行う「働きアリ」や「働きバチ」は全てメスです。一方で、オスは次の世代に遺伝子を残すためだけに生まれます。
これらの昆虫の性別が決定する仕組みも特徴的です。メスは受精卵から生まれるのに対し、オスは女王アリや女王バチの遺伝子のみを受け継いだ未受精卵から生まれます。
Q.3:漢字で貝の「カキ」を書くとき、用いられるのは?
漢字で貝の「カキ」は「牡蠣」と表すことができ、「牡」は「オス」を意味します。カキは普段、オスの性質を帯びていますが、繁殖期である夏になるとメスの性質を帯びて産卵するという珍しい生態を持ちます。
▲夏にはメスの性質を帯びます
古代中国ではカキにはオスの個体しかいないと考えられていたため、オスを意味する「牡」という字が用いられるようになったといわれています。
Q.4:もともとは占いで「火星」を表す記号だったのは?
「♂」と「♀」はもともと占星術で用いられていた記号で、それぞれ火星と金星を表していました。生物学者のリンネが、火星と結びつけられる戦いの神のマルスを男性的、金星と結びつけられる美の女神ヴィーナスを女性的とみなし、それぞれの記号を雌雄を表す記号に転用しました。
Q.5:下のシーサーは?
よく二体一対で見かけることが多いシーサーですが、口を開けている方がオス、口を閉じている方がメスという見分け方があります。置き方にも決まりがあり、正面から見て右側にオスを、左側にメスを置くのが基本の置き方となっています。
諸説ありますが、一対のシーサーは密教の教えで始まりと終わりを表す「阿吽」を表したものだといわれています。
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