8人がなかなか揃わなかった『十字路』
記者発表会でタイトルが伏せられていたスペシャルブックは、2026年4月に『十字路』として発売されました。
▲『十字路』の発売時の紹介動画はこちら
――制作中の裏話などはありますか?
伊沢:とにかく、人が揃わなかったのが大変でした。体調不良も重なって、8人のカット撮影が完了したのは、プロジェクト開始から数カ月後でした。そもそも、8人一緒に仕事をすることもなかなかなかった時期。最終的に全員揃えられたのは、大事な1年を走り抜けるのに足並みを揃えるという意味で、いいスタートになったと思います。
ふくら:鶴崎が風邪をひいて、写真では欠席者になってるんだよね。

伊沢:中身でいうと、「100の質問」も実は120問くらい答えてるんですよ。それだけたくさんの質問が、ひとり3ページに凝縮されてる。それでいてこの大ボリュームですから、俺らが答えている以上に作る人も頑張っているんです。

伊沢:「数字で見るQuizKnock」は推さないわけにいかないですね。
東問:「メンバーがボタンを押した回数」のカウントとかもありましたよね。実は僕も、動画を見ながら一人ひとりの手元をズームして数えるお手伝いしたんですよ(笑)。
伊沢:QuizKnockは、表に出ているメンバーだけでなく、裏方のスタッフ、そしてたくさんの学生アルバイトに支えられていて、その構造は10年前から変わっていない。この数字を数えるために何人が駆り出されたんだろう、とぜひ想像してほしいですね。今後10年読み返しても新しい発見がある本だと思うので、折に触れて読み継いでもらえたらうれしいです。
▲『十字路』に隠されたたくさんの仕掛けは、こちらの記事から!
記念展——5周年との違いは「厚み」
10年分の歴史を形にしたのは、書籍だけではありません。東京・愛知・兵庫・福岡・宮城の5都市を巡回した「QuizKnock10周年記念展」にも、メンバーの思い出が詰まっていました。

――記念展は5周年展ぶりでしたが、前回と比べて違いはありましたか?
ふくら:画期的だったのは「本物のソファがある」ことじゃない? 今回は、昔実際に使っていたソファを、そのまま持ってきてるんです。

ふくら:年表エリアの机の裏には、企画で小学校に隠した100個のボタンのうちの1つも置いてあったんですよ。しゃがまないと見えないところに。
伊沢:実際に解けるクイズもあって、お客さん同士で競えるようにもなってた。
須貝:他にも、金の盾とか、山本の漢検1級の賞状も飾られてたよね。

伊沢:「QuizKnock開始前夜の写真」とか、俺の記憶にないものまであった。それでも年表を見ると、載っていないパートが相当あるんですよ。書ききれない歴史が出てきたのは、5周年との違いですね。
ふくら:厚みが違うよね。同じ1週間でも、出ているコンテンツの量が違うから。
▲記念展の様子は「問チャン言ネル」でも紹介しています
QuizKnock出張中——ステージの外で感じた「その土地」
記念展と同じく各地を巡ったのが、北海道・愛知・福岡の3カ所で開催したリアルイベント「QuizKnock出張中」です。
――これまで8人揃ってのイベントで行ったことがない都市にも行く機会がありました。河村さん、各地を回ってみていかがでしたか?
河村:ステージ上でやっていることは、正直、東京と変わらないんです。違うのは、客席にいるお客さんと、その背後にある街。それを感じたのは、むしろご飯や会場までの道のりでした。北海道では、空港から札幌駅までの電車で、植生が本州と全然違うことに気づきました。その土地の生活を体験できたのがよかったですね。

伊沢:セットも各地で違ったし、「道東から来た人〜!」「西三河から来た人〜!」と聞いたら、手がいっぱい挙がったのがうれしかった。「QK GO(QuizKnockが学校を訪れる企画)でお会いして以来です」と言ってくれるお客さんもいました。
須貝:僕は学会っぽいなと思ったかな。物理はどこにでもあるけど、場所が変わると気合いが入り直す、みたいな。
東言:東京や大阪に行かないと見られなかったものを、各地に届けられたことに意義がありますよね。ご家族で東京まで来るのは大変ですから、こちらから行くぞという意気込みを見せられたのはよかったと思います。
公演の合間には、それぞれの地域で「問チャン言ネル」のVlogも撮影。河村が語った“その土地の生活”を満喫するメンバーの姿は、多くの人に楽しまれました。
▲北海道Vlogでは、みんなでジンギスカンを堪能
伊沢:ご飯といえば、コラボカフェもやったよね。
山本:僕が1年前から「『僕の知らない炒飯』やりたい!」って言ってたのが、メニューで実現しました。
▲コラボカフェのオープンを告知した動画はこちら
1万記事に到達したWeb——久々の執筆、初めての執筆
動画やイベントだけでなく、ひとりひとりが企画・執筆した渾身の記事も公開されました。
――鶴崎さんは以前、10周年で印象に残ったこととして「自分の書いたWeb記事」を挙げていましたね。
鶴崎:今回はクソなぞなぞのWeb記事を書きました。社内のSlackで出していて、100問たまったら出版しようと言っていたんだけど、Webで出しちゃった(笑)。クソなぞなぞはアニメ『ぼのぼの』とのコラボにも書き下ろしていて、声優に挑戦して読み上げるなんてこともありました。
――山本さんも、2021年8月ぶりの執筆になりましたね。
山本:僕も久しぶりのWeb記事で、好き勝手やらせてもらいました。SNSの反応を見ていると、「すごく難しい!」とか「解けた!」と言ってくれる人がたくさんいて、頑張って企画してよかったなと思いましたね。
東問:逆に僕と言ちゃんは初めての記事だったよね。
東言:記事の没案を「問チャン言ネル」に持っていって、動画の企画としてみんなに解いてもらったりもしたよね。いろいろ盛り上がれて良かった!
▲東言が持ち込んだWeb記事の没案に、メンバーが挑戦
伊沢:そして、ちょうど10周年のタイミングで1万記事に到達したんですよね。すごくないですか? これまでにライターとして関わってくれた人数を数えたら、125人とか。これだけの人が関わってくれたんだと思うと、特に、何者でもなかった初期に支えてくれた人たちには感謝しかないですね。彼らがいなかったら、続いていないですから。
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