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2ページ:自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の解説です

解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

今回は私と一緒に解いていきましょう!

今回の問題を解くうえで重要なポイントを以下にまとめました。

整理すると、

  • 日付の数字の和を文字で表す
  • 「1日」の曜日を求める

の2点です。これらのポイントを踏まえながら、問題を解いていきましょう。

日付の数字の和を文字で表す

まず、1カ月のカレンダーの中で最初に訪れる木曜日の日を文字を用いてd日と表します。そうすると、d日の次に木曜日である日は、ちょうど1週間後である(d+7)日であることがわかります。同じようにして、(d+7)+7=(d+14)日、(d+14)+7=(d+21)日……が木曜日である日の日付になります。

ここで下の図のように、カレンダーに書かれる日付のうち、木曜日であるものは4つか5つです。

1カ月のカレンダーのうち、木曜日である日の日付の和は、文字dを使って「d+(d+7)+(d+14)+(d+21)=4×d+42」または「d+(d+7)+(d+14)+(d+21)+(d+28)=5×d+70」と表せます。

よって、問題文の条件から、4×d+42=62または5×d+70=62が成り立ちます。しかし、5×d+70だと62を越えてしまいますので、4×d+42=62が成り立つことがわかります。

4×d+42=62より、d=5が判明。したがって、1カ月のカレンダーの中で最初に訪れる木曜日の日付は5日ということがわかります。

「1日」の曜日を求める

ここまで来ると、あとはもう一息です。

1カ月のカレンダーの中で最初に訪れる木曜日が「5日」であることから、同じ月の「1日」の曜日は、木曜日から数えて4日前の曜日です。

したがって、求める曜日は、木曜日の4日前である「日曜日」になります。

答え:日曜日


木曜日の日付を上手く求めることがポイントでした。

それではまた次の算数ノートでお会いしましょう!

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この記事を書いた人

松林 陸

京都大学大学院理学研究科・修士2年の松林 陸です。普段は大学のサークルでクイズをしています。 大学では物理学を専攻しています。好きなものはクイズと旅行と科学。読者の方の日々に「ちょっとした学び」が生まれるような記事を書けるように頑張ります。

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