どうもこんにちは、志賀玲太です。
▲著者近影
この度、このQuizKnock Webで個人連載を持つことになりました。こうちゃんや高松さんの連載も始まりましたし、Webもここ最近でずいぶん賑やかになってきましたね。
私の連載は月1程度、不定期での更新となる予定です。そしてタイトルは、志賀玲太の「ボツにはさせません」。どうか気長にお付き合いください。
この連載について
さて、私はこれまで記事を書いたり、動画を作ったり、時折動画に出たりといろいろな形でQuizKnockに携わってきました(今更ながら変な会社ですね)。
そして現在は、QuizKnock「編集部」の1人として、日々Webの記事を世に送り出すためにお仕事をしています。
一口に「編集部」といってもやることは様々なんですが、そのなかでも大事な仕事のひとつに「企画を作ること」「企画を監修すること」があります。
記事も動画と同じで、まずは「企画」がなければ何も始まりません。企画だって湯水のように湧いてくるものではないので、いつか降ってくる(と信じている)アイデアに祈りを捧げながら、基本的には地道な努力をすることになります。
元「ラーメンズ」の演出家・劇作家の小林賢太郎さんはモノ作りについて、
「0から1は作れないが、0から0.1は作れる。その作業を10回やれば1に、100回やれば10になる」
――小林賢太郎
と語っていました。その通り、確かにその通りなんですが、実際には0.1だって作れたら十分でしょう。
QuizKnockの社内SNSには、誰でも思いついた「企画の種」を自由に投稿できるチャンネルがあります。そこには日々、「0.1」になれそうなものが投稿されるのですが、悲しいことにそのほとんどは日の目を見ずに消えていくことに……。
しかし、それはあまりに悲しい。
というわけで、私の連載ではそんな社内だったり、私の脳内だったりに日々生まれては消える「記事にするほどでもない何か」を、記事として形にすることを目指していきたいと思っています。
どうにかなれ。てか、なって欲しい。
次ページ:早速今回の企画に移ろう。