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【解説】
正解は「チタン」でした。
ヒント1:ギリシャ神話に登場する「巨人」が語源とされています。
チタンの語源になっているのは、ギリシャ神話に登場する、タイタンという12の巨人族の神々です。
天空の神と大地の神の間に生まれたタイタンたちは、ゼウス率いるオリンポスの神々との戦いに敗れ、地底に幽閉されてしまいました。
このような神話に由来する名前をもつ元素は、チタンの他にもいくつかあります。
▲これ以外にもまだまだあります
ヒント2:日焼け止めにも使われています。
紫外線を反射する成分として、チタンの化合物である酸化チタンが日焼け止めに含まれていることがあります。皮膚に塗られた酸化チタンは肌を覆い、紫外線を散乱させるため日焼け予防効果が期待できます。
ちなみに、亜鉛の化合物である酸化亜鉛も日焼け止めに使われることがあり、こちらは散乱しやすい紫外線の波長がチタンとは異なります。
ヒント3:合金に使われています
チタンといえば、「合金」としての使い道が最も有名かもしれません。チタンの強みは「軽い」「強い」「腐食に強い」ことです。
チタンは酸素と素早く反応（酸化）して、金属表面に酸化物の膜を作ります。
この酸化物の膜が表面をコーティングするおかげで、内側まで酸化が進むことを防いでいるのです。
次回の「今日の一問・理科編」もお楽しみに！
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